【 東急ホテルズ 】 川崎キングスカイフロント東急REIホテル
株式会社東急ホテルズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村井 淳)は、運営する川崎キングスカイフロント東急REIホテルで、2018年の開業時より環境省の実証事業に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄う「世界初の水素ホテル」としてCO2の削減に貢献してきましたが、今般、新たなスキームで水素燃料電池ユニットを更新し、2023年1月より水素発電を継続することを発表しました。
川崎キングスカイフロント東急REIホテルは、2018年の開業時より、川崎市の「臨海部ビジョン」 及び「川崎水素戦略」のもと、昭和電工株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 髙橋 秀仁)と協力し、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画。ホテル内の約30 %の電力を水素で賄っていましたが、この実証事業が2022年3月31日をもって終了するにあたり、CO2の削減を維持できる方法を模索してきました。
昨年まで稼働していた純水素型燃料電池
2021年9月15日、同ホテルは環境省の「脱炭素社会構築に向けた再エネ等由来水素活用推進事業」に採択され、「水素サプライチェーン社会実装支援事業」として、トヨタ自動車株式会社製燃料電池(FC)モジュールを使用した明治電機工業株式会社製の「50kW純水素型定置式FC発電システム」を導入し、2023年1月より再び「水素ホテル」として水素発電を継続することを決定しました。
東急ホテルズでは2019年に「サステナブル方針」を制定し、“地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル”を掲げ、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現を目指し、さまざまな取り組みを行っております。また、このたびサステナブル方針に基づいて、より具体的な「アクションプラン2022」を設定しました。今後、運営する全ホテルに共有し、目標達成に向け、進めます。
【純水素型燃料電池 概要】
形式:FC-050M-0
燃料電池方式:固体高分子型
設置サイズ:W4,000 × H2,500 × D2,400(mm)
重量:5ton以下
出力電源仕様:AC210V 最大49.9KVA 50/60Hz
設置場所:屋外
水素供給要求圧力:0.75~0.99Mpa
水素ガス要求純度:99.97%
1年間の発電量:350,000kWh
1年間のCO2排出削減量:175,000kg(杉の木に換算して12,500本分の効果)
※年間稼働率8割想定
※電力消費時のCO2排出係数は0.5kg-CO2/kWh
※開発中のため記載内容は変更となる場合があります
明治電機工業㈱製 50kW純水素型定置式燃料電池発電機導入イメージ
【低炭素水素サプライチェーン実装】
1.水素を「つくる」(製造)
昭和電工川崎事業所における、プラスチック・リサイクル設備の活用
2.水素を「はこぶ」(輸送)
川崎臨海部に設置された、水素パイプラインの活用
3.水素を「つかう」(利用)
純水素燃料電池の設置により、CO2フリーな電気をホテルで利用
■明治電機工業株式会社
所在地:愛知県名古屋市中村区亀島二丁目13番8号
代表者:代表取締役社長 杉脇 弘基
会社概要:日本の「ものづくり」を支え続けて100年。1920年の創立当初より“日本の「ものづくり」を強くする”ため事業を展開。水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する「水素バリューチェーン推進協議会」にも加入しております。
公式ウェブサイト: https://www.meijidenki.co.jp/ja/index.html
■川崎キングスカイフロント東急REIホテル
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-11
電話:044-280-1090(代表)
施設概要:客室186室、レストラン、ビジネスラウンジ&カフェ、会議室、大浴場
アクセス:JR 川崎駅から無料シャトルバス約20分、京急大師線 小島新田駅から徒歩約15分
公式ウェブサイト:https://www.tokyuhotels.co.jp/kawasaki-r/
■東急ホテルズ 概要
会社名:株式会社東急ホテルズ
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル3階
代表者:代表取締役社長 村井 淳
設 立:2001年1月9日
東急ホテル、エクセルホテル東急、東急REIホテル、およびパートナーホテルを含め全国に48店舗展開。
公式ウェブサイト:https://www.tokyuhotels.co.jp

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