【 日本板硝子 】 太陽電池パネルが設置されたロスフォード工場
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:森 重樹、以下「NSG」)は、エネルギー消費量とCO2排出量削減の施策の一環として、米国オハイオ州にあるロスフォード工場の敷地内に設置された 1.4 MW(メガワット)の発電能力を持つ太陽光発電設備がフル稼働し、年間約 250 万 KWh(キロワット時)の再生可能エネルギーによる電力の供給が可能になったと発表しました。
この発電設備は、米国のアメリカン・エレクトリック・パワー社(以下「AEP」*1 )の子会社であるAEP OnSite Partnersが所有・運営しており、当工場には、電力購入契約に基づき、今後20年以上にわたり、同設備で発電された電力の全量が供給されます。
今回のプロジェクトでは、当工場の遊休地に 4,300 枚以上の薄膜太陽電池パネルが設置されました。このパネルはファーストソーラー社(米国)で作られた製品であり、NSG グループの透明導電膜(TCO: transparent conductive oxide)付きガラス*2 が使用されています。
同プロジェクトは、2030年までにCO2排出量を2018年対比30%以上削減するというNSGグループのコミットメント*3 に基づく取り組みであり、グループ内の各拠点に導入を進める太陽光発電および省エネプロジェクトの一環です。
NSGグループは今後も、2050年までのカーボンニュートラル達成とサステナブルな社会の実現に向け、様々な活動を推進します。
< 参 考 >
NSGグループの拠点で稼働中の太陽光発電プロジェクト
*1 AEPについて
アメリカン・エレクトリック・パワー(Nasdaq:AEP)の子会社であるAEP Renewables、AEP Energy、OnSite Partners、AEP Energy Partnersは、全国で幅広い革新的な競争力のあるエネルギーソリューションを提供しています。
クリーンエネルギーの未来へのコミットメントにより、AEPの競争力のある事業は現在、公共事業規模と分散規模両方で風力、太陽光、エネルギー貯蔵計1,900メガワット以上を所有しています。AEPの競争力のある子会社は、26の州で90以上のビハインド・ザ・メーター・プロジェクトを所有および運営し、米国全土で積極的な開発パイプラインを持っています。
https://www.aeponsitepartners.com/
*ビハインド・ザ・メーター:需要家(ビル、学校、スーパーマーケット、家庭など)に蓄電池を設置すること。
*2 透明導電膜(TCO: transparent conductive oxide)付きガラス
ガラスの製造工程で、熱分解を活用し、ガラス表面上に透明導電膜(TCO)を成膜した製品です。
成膜技術は、オンラインCVDと呼び、その膜の耐久性は非常に高く、薄膜太陽電池パネルを含めさまざまな用途に使用できます。 https://glass-wonderland.jp/product/nsgtec/
*3 NSGグループのカーボンニュートラルへのコミットメント
NSGグループは、2030年までのCO2の排出削減目標を2018年対比30%に引き上げた上で、2050年までのカーボンニュートラル達成にコミットし、この実現を目指すこととしました。詳細は、2022年5月12日のニュースリリース「2030年までのCO2削減目標を引き上げ、2050年のカーボンニュートラル達成を宣言」
(https://www.nsg.co.jp/ja-jp/media/ir-updates/announcements-2022/committing-to-achieve-carbon-neutrality-by-2050)
をご参照ください。
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードや ガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維です。 https://www.nsg.co.jp

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