東邦ガス、東海3県で初「系統用蓄電池」を導入

東邦ガス、東海3県で初「系統用蓄電池」を導入

東邦ガス株式会社(社長:増田 信之)は、再生可能エネルギーの普及促進に寄与することを目的に系統用蓄電池※1 を導入※2 すると発表しました。東海3県では初の事例です。

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて導入が進む再生可能エネルギーは、時間帯や天候、季節により発電量が大きく変動し、電力需給に影響を及ぼす可能性があるため、これらの変動に対応できる調整力として系統用蓄電池に対する期待が高まっています。

同社は、保有不動産である津LNGステーション跡地に系統用蓄電池を設置し、自社の調整力として活用するとともに、各種電力市場※3 での取引を通じ電力の安定供給に貢献します。2025年度の運用開始を目指し、本年8月から設置工事を開始します。

同社は、今回の取り組みを通じて再生可能エネルギーの普及促進を図り、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献します。

※1 蓄電池を電力系統に直接接続して充放電を行うもの。電力が余った時には充電し、電力が不足した時には放電することで、再生可能エネルギーの出力変動に対する需給を調整し、電力の安定供給への貢献が可能。
※2 資源エネルギー庁の令和3年度補正予算「再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」における補助金を活用して導入するもの。
※3 需給調整市場、日本卸電力取引所、容量市場など

系統用蓄電池の概要
設置場所 三重県津市雲出鋼管町6番地の1(東邦ガス 津LNGステーション跡地)
蓄電池種別 日本ガイシ株式会社製NAS®電池
出 力 11,400kW
容 量 69,600kWh

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