【 ファミリーネット・ジャパン 】 蓄電池併設型分譲マンションのイメージ
東急不動産株式会社(東京都渋谷区)と東京電力ホールディングス株式会社(東京都千代田区)、東京電力エナジーパートナー株式会社(東京都中央区)、および株式会社ファミリーネット・ジャパン(東京都港区)の4社は、カーボンニュートラルとレジリエンス社会の実現に向けて、実質再生可能エネルギー、太陽光発電および蓄電池等を採用する分譲マンションの共同推進を行うために、基本協定を締結したと発表しました。
同協定に基づいた設備・サービス(※1)を、2022年10月販売開始予定の「ブランズ牛込柳町」(東京都新宿区)から順次、導入します。
東急不動産と東京電力グループはタッグを組んで、再生可能エネルギーを最大限活用しながらカーボンニュートラル社会の実現を目指します。
※1 物件により導入されるサービスは異なります。なお、ブランズ牛込柳町については、ブランズ牛込柳町の取り組みにてご確認ください。
1.環境への取り組み
高圧一括受電を導入する物件では、非化石証書の活用により、マンション入居者様が24時間365日、実質再生可能エネルギーをご利用頂けます。
また、蓄電池を導入する物件においては、日中に太陽光で発電した電力が余剰となる場合は蓄電池に電力を貯め、夜間などにその電力を使用することで、再生可能エネルギーを無駄なく活用できます。
なお、電力を多くご使用する時間帯は、蓄電池に貯めた電力を放電して使用電力の平準化を行い、基本料金の低減を図ります。また、非常災害時に停電が発生した際は、蓄電池に貯めた電力を携帯電話の充電や照明等、マンション共用エリアの非常用電源としてご利用頂けます。実質再生可能エネルギーの供給に太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、環境性と経済性、防災性の向上を実現します。
さらに、マンション全体の1時間ごとの電気使用量データを蓄積し、東京電力HDがそのデータ分析に基づいて、そのマンションに最適なエネルギーマネジメント案を管理組合へ毎年提案して参ります。
2.先進的な取り組み
カーボンニュートラル社会を実現するには、供給側と需要側の双方で取り組みを行う必要があります。
供給側においてもっとも期待されているのが再生可能エネルギーですが、太陽光や風力などのエネルギー源は、発電量の予測が難しく、発電量を柔軟に増やす等の調整を行うことが困難です。そのような中、エネルギーの使用状況を可視化し、ライフスタイルに応じて家電を自動制御する等、需要側をコントロールする取り組みが重要です。
東急不動産は、ファミリーネット・ジャパンが提供するrimoco+(※2)を活用した専有部内の照明、空調、給湯、家電等のホームオートメーションの進化を推し進め、快適さを損なうことなく脱炭素を実現する「環境先進マンション」への取り組みを加速します。
※2 rimoco+は、ファミリーネット・ジャパンが提供する集合住宅向けホームオートメーションサービスです。HA端子(JEM-A)付きのエアコン・床暖房・お湯はり(給湯器)、電気錠など備え付けの住宅設備に加え、赤外線家電の操作をスマートフォンアプリやスマートスピーカーから行うことができます。
カーボンニュートラルに向けた「環境先進マンション」の取り組みイメージ
■ブランズ牛込柳町の取り組み
2022年10月に販売開始予定のブランズ牛込柳町は、東急不動産が屋上に太陽光パネル(15kW)を設置し、地上部に東京電力HDがリース提供する蓄電池(42kWh)を設置します。また、ファミリーネット・ジャパンの高圧一括受電方式を共用部・専有部に導入することで、実質再生可能エネルギー(非化石証書付)の電力をマンションに供給予定です。東急不動産と東京電力HDが蓄電池エネルギーサービス契約を締結し、太陽光発電設備と組み合わせた前年度電力使用実績(1年間)を基に、蓄電池によるピークカット・ピークシフトに向けた適切な充電放電電力量を年1回設定する蓄電池運用支援サービス及びマンションで停電が発生した場合に備えて蓄電池にどれくらいの電力量を残しておくかを、管理組合の意向に沿った形で設定できる非常用電源支援サービスを管理組合に提供する予定です。
左:ブランズ牛込柳町外観イメージ 右:ブランズ牛込柳町敷地内通路イメージ
地球に優しい環境を将来へ持続させる“Sustainable”の思想による上記設備・サービスに加え、平置駐車場2区画及び機械式駐車場2区画にEV充電器(普通充電器計4台)を設置し、今後更に増加が予想される電気自動車ユーザーのカーライフに対応します。
また、自然とのつながりを積極的に取り入れる“Biophilia”の思想により、特に沿道部分を中心に敷地外構部分には積極的に緑化を施し、地域の環境との親和性を大事にしました。外苑東通りに接続する敷地内通路部分の両側には潤い豊かな植栽帯を配し、通路から見上げられる屋上部分には中木を配することで立体的に緑が感じられる計画となっています。

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