タイ・UATHラヨン製造所、世界最大級の屋根置き太陽光発電システムを導入

UATHラヨン製造所

株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石原美幸)の100%子会社であるUACJ (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ王国ラヨン県、社長:土屋博範、以下、「UATH」)と、関西電力株式会社(本社:大阪市北区、代表執行役社長:森本孝)の100%子会社である「関西エナジーソリューションズ(タイランド)社」(以下、K-EST)は、UATHラヨン製造所への世界最大級※1 の太陽光屋根置き発電システムの導入に向けた契約を締結しました。

今回の導入は、K-ESTがタイ王国ラヨン県にあるUATHラヨン製造所の屋根に太陽光発電パネル(出力1.8万kW、約4万枚)を設置し、発電した電気を同工場内に供給します。UATHは発電された電気を20年間、全量消費します。同事業の実施により、UATHは年間で約14,000t※2 のCO2削減を見込んでいます。これは、同製造所のCO2年間総排出量の約6%に相当します。

UACJグループは、長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」の中で、気候変動への対応を重要課題の1つとして位置付けています。今後も、持続可能で豊かな社会の実現に向け、環境負荷軽減への取り組みを積極的に進めます。

関西電力グループは、中期経営計画において、ゼロカーボンへの挑戦を掲げており、従来から国内外においてCO2の排出削減活動を展開しています。その活動を通じて培った知識やノウハウを活かし、お客さまのニーズに応じた様々なサービスを提供し、今後もゼロカーボン社会の実現に貢献します。

※1 2021年6月8日時点。関西電力株式会社調べ。
※2 タイ政府公表値 CO2排出係数(0.566kg -CO2/kWh)を使用して算出



◆ 太陽光発電システムの概要 ◆
太陽光パネル設置容量 18MW
発電電力量 約25,000MWh※1/年
CO削減量 :約14,000t-CO/年
太陽光パネル総面積 :約87,000m※2
所在地 タイ国ラヨン県アマタシティ工業団地内
※1:日本の一般家庭約7,900戸分に相当
※2:東京ドーム約1.9個分に相当

関西電力のホームページへ



【過去記事】法人拠点|工場


【最新記事】法人拠点|工場