【ヤンマーホールディングス】
ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市、社長:山本哲也、以下YES)は、ドイツの2G社製100%水素燃料コージェネレーションシステム(以下、CHP)の日本での取り扱いを2022年度内に開始することを発表しました。
YESは、100%水素燃料エンジンを実用化している2G社と、日本を含むアジア、中東、アフリカ地域における同社製品の販売契約を2021年3月に締結し、日本での販売開始に向けて準備を進めてきました。
この度、発注書(PO)の発行を経て、日本国内での取り扱いが正式に可能となりました。まずは2022年夏をめどにYESの岡山試験センターに本機および水素発生装置(伊Enapter社製)を設置し、施工やメンテナンス性などの検証を行います。さらに2022年度中にはお客さまが現物を視察できる環境を整え、様々なプロジェクトや環境先進企業に向けて水素供給も含めたソリューションとして本システムを提案します。また、自社製ガスエンジンについても水素燃料に対応できるよう技術開発を進めます。
今後もYESは、水素燃料CHPや水素発生装置を含めたトータルエネルギーソリューションを提案し、お客さまのエネルギーにおける課題解決と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化します。
2G社製100%水素燃料コージェネレーションシステム
2G Energy AG社 Christian Grotholt代表のコメント
水素を燃料とするCHPは、気候変動に左右されないエネルギー供給の鍵となります。水素を燃料とするCHPは、風力発電や太陽光発電によるエネルギー生産の変動を補い、人々や企業に安全で環境にやさしく、かつ安価なグリーン電力を供給することができます。水素技術は、これらのエネルギー源にとって理想的なパートナーです。ヤンマーの技術的なノウハウと能力、そして評判が、日本での水素技術の確立に貢献します。
パートナーの皆様と一緒に、日本市場を発展させ、皆様の利益につなげていきたいと思います。
YES 社長 山本哲也のコメント
YESは2022年度以降、100%水素のCHPを様々なプロジェクトに責任を持って供給できるように実証を行い、お客さまが安心してお使いいただけるシステム提案、設計、施工、アフターサービスを行ってまいります。両社の技術は、多くのお客さまが進めるカーボンニュートラルへの取り組み、脱炭素社会の実現に貢献できるものと考えています。

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