【九電みらいエナジー株式会社】
九電みらいエナジーは、「下関バイオマス発電所(発電出力 74,980kW)」の主燃料である木質ペレットを積載した第1船「GRAND TAJIMA ONE(約 13,000t)」が 7月30日にベトナムから下関港に入港したと発表しました。
九電みらいエナジー、西日本プラント工業、九電産業が出資する下関バイオマスエナジー合同会社は、山口県下関市において木質バイオマス専焼としては国内最大級となる「下関バイオマス発電所」の試運転を 2021 年7月2日のボイラー初点火以降計画どおり進めています。
第 1 船入港当日は、国土交通省 九州地方整備局 下関港湾事務所が西山地区の岸壁改良工事完了見学会を開催し、下関バイオマスエナジー合同会社社長の寺﨑 正勝 氏(常務取締役)が利用者として挨拶に立ち、「輸入木質バイオマス発電所の建設には、①燃料輸送船が着岸可能な港湾、②工業用水の確保、③電力の系統接続が大きな要素となる中で、西山埠頭は全ての要素を備えており、更にこのような立派な埠頭に整備していただき、非常にありがたい」と感謝の意を述べました。
今後、年間を通してベトナムやカナダから燃料輸送船が入港する予定であり、荷役・陸上運搬作業は地元企業に委託する等、本事業を通じて地元の雇用創出、経済活性化への貢献を図ります。
同社は、2022 年2月の営業運転開始に向けて、引き続き無事故・無災害で、試運転を進めるということです。
下関バオマス発電所を運営する九電みらいエナジーグループ
「下関バイオマスエナジー合同会社」のメンバー
事業者 | 下関バイオマスエナジー合同会社 |
出資者 | 九電みらいエナジー㈱ 85%、西日本プラント工業㈱ 9%、九電産業㈱ 6% |
所在地 | 山口県下関市彦島迫町 7 丁目(下関市所有地他) |
定格出力 | 74,980kW |
年間発電量 | 約 5 億 kWh/年(一般家庭の約 14 万世帯相当) |
燃料使用量 | 約 30 万 t/年(木質ペレット) |
CO2排出抑制効果 | 約 34 万 t-CO2/年 |
着 工 | 2019 年 6 月 |
運転開始 | 2022 年 2 月(予定) |
建設場所
発電所外観
社 名 | 九電みらいエナジー株式会社 |
設立日 | 2014 年 7 月 1 日 |
所在地 | 福岡市中央区薬院 3-2-23 KMG ビル 8 階 |
社 名 | 西日本プラント工業株式会社 |
設立日 | 1954 年 5 月 |
所在地 | 福岡市中央区高砂一丁目 10 番 1 号 |
社 名 | 九電産業株式会社 |
設立日 | 1953 年 5 月 |
所在地 | 福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号電気ビル北館3階 |

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