東京ガス、グループのＬＰガス会社を岩谷産業に売却

【東京ガス】

東京ガス株式会社（社長：内田 高史）は、100％出資子会社の東京ガスリキッドホールディングス株式会社（社長：安岡 省）が保有する東京ガスエネルギー株式会社（社長：中村 恒、以下「TGエネルギー」）の株式全持分（発行済み株式の66.6％）と東京ガスLPGターミナル株式会社（社長：中村 恒）の株式全持分（発行済み株式の49.0％）について、岩谷産業株式会社（社長：間島 寬」）へ譲渡することについて岩谷産業と合意し、株式売買契約を締結したと発表しました。なお、今回の株式譲渡は、2022年6月までに完了する予定です。

TGエネルギーは、1960年（昭和35年）の設立以来、関東・首都圏地域においてお客さまへ分散型エネルギーであるLPガスのトータルソリューションを提供してきました。近年は、スマートメーター化を推進するとともに、物流網の効率化も進めており、持続可能な社会の実現に貢献しています。

今回、TGエネルギーがLPガス事業を全国展開する岩谷産業グループに入ることで、両社の保有するガス調達機能や卸機能、物販機能の連携強化により、LPガスの安定供給はもとより、営業の効率化や物流の合理化、業務効率化などさまざまなシナジー効果が期待できることから、両社は今回の株式譲渡の合意に至りました。

東京ガスグループは、今後も国内外におけるガス体エネルギーの普及拡大の担い手として、最適な事業ポートフォリオの構成を目指しつつ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

株主構成

各社の概要

*1：2022年4月時点

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