関西電力、EVメーカー「フォロフライ株式会社」と資本業務提携

関西電力、EVメーカー「フォロフライ株式会社」と資本業務提携

関西電力グループの合同会社K4 Ventures※1(以下、K4V)は、商用電気自動車(以下、商用EV)の開発・販売に取り組むベンチャー企業「フォロフライ株式会社」に対し、第三者割当増資による出資を行いました。

今回の出資は、K4Vとして33件目のベンチャー投資となります。同出資を通じて、関西電力グループは、商用EVから回収された使用済み電池を組み合わせ、定置型蓄電池として系統用蓄電池※2に利用することやビルや工場等のお客さまへ提供することを検討します。また、商用EVや定置型蓄電池の活用、エネルギーマネージメントに関する知見の蓄積を進めます。

国内では再生可能エネルギーの導入が進む一方、時間帯や天候等で発電量の変動が大きくなるなど、需給調整力の確保が課題となっています。系統の安定化に不可欠な需給調整力の供出や、発電した電力の有効活用といった観点から、定置型蓄電池の重要性は今後増大していくものと考えられます。

関西電力グループは、これらの課題に取り組むとともに、持続可能な循環型社会、ゼロカーボン社会の実現に貢献します。

※1: 関西電力グループが革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャー企業との連携を強化
※2: 大型蓄電池を電力系統に接続し、電力の余剰時には蓄電し、不足時には放電することで、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に寄与することを目指すもの

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