EVモーターズ・ジャパン、渋谷区コミュニティバスにEVバス2両を納車

EVモーターズ・ジャパン、渋谷区コミュニティバスにEVバス2両を納車

渋谷区(区長:長谷部 健)が東急バス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:古川 卓)に運行を委託している渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス(神宮の杜(もり)ルート)」において、 株式会社 EV モーターズ・ジャパン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:佐藤 裕之)製のコミュニティ EV バスを 2 両導入し、運行を開始します。

今回、同社が納車した EV コミュニティバスは、2023 年 3 月 1 日より渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス(神宮の杜ルート)」(渋谷駅西口~表参道駅・千駄ヶ谷駅・代々木駅~渋谷駅ハチ公口)で運行開始予定です。

同社は、今後もニーズに応える製品・および技術の開発に努め、ゼロエミッション社会の実現へ貢献します。

納車するEVバスについて
(1)納車車両・EV モーターズ・ジャパン製コミュニティEVバス(6.99m)

・車名:F8 series4-Mini Bus
・納車台数:2両
・乗車定員:29人
・航続距離:290km (定速40km/h、負荷重65%,エアコンオフ)
・バッテリー容量:114kWh

(2)特長

従来、EVバスは、大きなバッテリーを搭載するため、車両総重量が重いため、電力の消費が大きく、バッテリーの消耗が激しく、航続距離が伸びないという課題がありました。 この課題を ①電力の効率的なコントロールと ②車両の軽量化により解決し、従来のEVバスに比べて、航続距離を大きく伸ばすとともに、消費電力の少ない(電費の良い)、ラン二ングコストを抑えたEVバスを実現しました。また、安全性・利便性の高いバスのみが取得できる「標準仕様ノンステップバス認定」を取得しています。

①電力の効率的なコントロール

独自技術である「アクティブ・インバータ」を搭載することにより、バッテリーとモーターをほぼリアルタイム(100万分の1秒)でコントロールするため、無駄な電力消費と発熱を抑制し、長距離の走行とバッテリーの長寿命化を実現しました。­

② 車両の軽量化

・炭素繊維強化プラスティック(CFRP)をボディーに使用
・シャーシにステンレス・スチールを使用
・床材にハニカム構造を使用

(3)運行路線

渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス(神宮の杜ルート)」
(渋谷駅西口~表参道駅・千駄ヶ谷駅・代々木駅~渋谷駅ハチ公口)

(4)運行開始日

2023年3月1日(水)

(5)運行時刻

従前のディーゼル車両との共通運用となり、毎日運行時刻が異なります。
また、車両の検査、点検などにより、運行しない場合もあります。

(6)その他

デザインは、2022年11月よりサービス開始した渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のロゴと、ハチペイロゴに起用している渋谷区観光協会公式キャラクター「SHIBUYA♡HACHI」を採用しています。 また、2023年3月1日より、ハチ公バスでも「ハチペイ」での支払いが可能となります。

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