関西電力、川崎汽船とCCSバリューチェーン構築に向け 液化CO2船舶輸送を共同検討

関西電力、川崎汽船とCCSバリューチェーン構築に向け 液化CO2船舶輸送を共同検討

関西電力株式会社は、川崎汽船株式会社と、二酸化炭素回収貯留(Carbon dioxide Capture and Storage, CCS)バリューチェーン構築に向けた液化CO2船舶輸送の共同検討に関する覚書を締結しました。両社は今後、関西電力が運営する火力発電所から排出されるCO2を対象に、液化CO2の海上輸送・貯留に関する最適な輸送スキームやコストについて共同検討を行 い、将来のCCSバリューチェーンの構築を目指します。

CCSはCO2を回収・貯留する技術で、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて重要な役割を担うことを期待されています。今回の共同検討では、長距離・大規模な輸送に適した液化CO2船による海上輸送について調査・検討を行い、より柔軟なCCSバリューチェーンの構築を目指します。

関西電力は、「ゼロカーボンロードマップ」において「事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロとする」道筋を定めています。関西電力グループは、当検討を通じた液化CO2輸送事業を含めたCCSバリューチェーン構築を進め、お客さまや社会のゼロカーボン化に貢献していきます。

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