ＥＮＥＯＳ・ＪＸ・Ｊパワー、国内ＣＣＳ貯留事業調査に向けた合弁会社を設立

【 ＥＮＥＯＳ株式会社 】

ＥＮＥＯＳ株式会社（代表取締役社長 社長執行役員：齊藤 猛）、ＪＸ石油開発株式会社（代表取締役社長 社長執行役員：中原 俊也）および電源開発株式会社（代表取締役社長 社長執行役員：渡部 肇史、以下「Ｊパワー」）は、国内ＣＣＳ＜注１＞の事業化に向けた準備を加速するため、合弁会社「西日本カーボン貯留調査株式会社」の設立を決定したと発表しました。

３社は、ＣＯ₂排出量削減を図るべく、国内での大規模なＣＣＳの事業化調査に共同で取り組んでいます。加えて、カーボンニュートラルに積極的に取り組むさまざまな事業者とも連携し、２０３０年に向け国内で初めての本格的なＣＣＳサプライチェーン＜注２＞を実装することで、エネルギーの安定供給を果たしつつ、わが国の温室効果ガス排出削減目標の達成への貢献を目指しています。

同合弁会社は、２０３０年のＣＯ₂圧入開始を目指し、地域の皆様、地方自治体および国・関係機関のご理解とご協力を頂きながら、ＥＮＥＯＳとＪパワーの排出源が立地しＣＯ₂貯留ポテンシャルが見込まれる西日本地域において、ＣＯ₂貯留候補地選定のための探査・評価などの事業化に向けた準備を推進します。

＜注１＞ Carbon dioxide Capture and Storage（ＣＯ₂の回収・貯留）の略
＜注２＞ ＣＯ₂の分離・回収、輸送、圧入・貯留からなるサプライチェーン

＜会社概要＞
　会社名　 ： 西日本カーボン貯留調査株式会社
　設立年月 ： ２０２３年２月予定
　資本金　 ： １．５億円
　所在地　 ： 東京都千代田区

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