Jパワー、新潟県・末沢発電所(水力)のリパワリング工事を開始

Jパワー、新潟県・末沢発電所(水力)のリパワリング工事を開始

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行 役員:渡部 肇史)は、2023年4月19日より末沢発電所(新潟県魚沼市)のリパワリング工事(水車・発電機等主要設備の一括更新工事)を開始しました。 末沢発電所は、1958年の運転開始から60年以上が経過し、機器の老朽化が進んでいることから、Jパワーは水車や発電機等の主要設備を一括で更新し、設備の信頼度向上と合理化・省力化を図ります。

自社開発による新型水車を導入する(※)ことで、最大使用水量を毎秒6.2トンから毎秒8.6トンに増加させます。これにより、発電出力を1,500kW から2,200kWに増加させるとともに、発電電力量も増加させる計画です。工事の完了および運転再開は2024年11月の予定です。

今後は、地元の皆様および関係各所のご理解とご協力をいただきながら、環境保全に十分に配慮し、安全第一で工事を進めていきます。

これまでJパワーは5つの発電所においてリパワリング工事を実施しており、末沢発電所は6件目となります。Jパワーグループは、J-POWER “BLUE MISSION 2050”で掲げたカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー事業の導入拡大に向けて取り組んでいきます。

Jパワー、新潟県・末沢発電所(水力)のリパワリング工事を開始
発電所内部(発電設備)

(※)2021年9月16日公表:自社開発の新型水車を導入します
   ~国内電力初となるユーザー設計の実現~

(1)発電所概要
   所在地    : 新潟県魚沼市
   出力     : 1,500kW(1号機と2号機の合計出力)
   最大使用水量 : 毎秒6.2トン
   ダム     : 平石取水ダム(堤長38.5m、高さ11m)
   運転開始   : 1958年2月


(2)位置図

Jパワー、新潟県・末沢発電所(水力)のリパワリング工事を開始
発電所内部(発電設備)

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