JERA、フィリピン共和国の石炭火力発電所でのアンモニア混焼を共同検討

JERA、フィリピン共和国Aboitiz Powe 石炭火力発電所でのアンモニア混焼を共同検討

株式会社JERAは、フィリピン共和国の大手財閥グループAboitiz Equity Ventures Inc.の子会社であるAboitiz Power Corporation と同社事業の脱炭素化に向けた石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の共同検討を開始することとし、本日、来日中のフェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国大統領立ち会いの下、覚書を締結しました。

株式会社JERAは、2021年12月に大手電力会社であるAboitiz Powerへ出資し、同社への出資を通じて、フィリピン共和国の脱炭素化を加速させていくこととしています。同覚書は、同社事業の脱炭素化に向け、Aboitiz Powerが出資参画する石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性とフィリピン共和国における水素・アンモニアサプライチェーンの構築を検討していくことを定めたものです。

今後両社は、同覚書を通じて、Aboitiz Powerの脱炭素化への足掛かりとして同社の石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性を検討していくとともに、アンモニア混焼の対象発電所やアンモニア混焼率などを検討していきます。

株式会社JERA は、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供するグローバル企業として、再生可能エネルギーと低炭素火力を組み合わせたクリーンエネルギー供給基盤を提供することで、フィリピン共和国をはじめアジアを中心した世界の健全な成長と発展に貢献します。

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前列: 左からマーク・ヴィリアル上院貿易・商業・起業委員会議長 、フェルディナンド・マーチン・ロムアルデス下院議長 、グロリア・マカパガル・アロヨ元大統領、フェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国大統領、アルフレド・パスクアル貿易産業大臣、アントニオ・アーネスト・ラグダメオ大統領特別補佐官、ガルシア・アルバノ特命全権大使
後列: 左からAboitiz Power Chairman of the Board Sabin M. Aboitiz、株式会社JERA 代表取締役社長 小野田 聡 氏

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