【伊藤忠商事】
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太)と東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野上誠)は、脱炭素社会の実現に寄与する分散型電源並びに関連機器のサブスクリプションサービスを提供するため、共同で合弁会社「株式会社IBeeT」(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:安部泰宏)を設立したと発表しました。
昨今の蓄電池市場においては、再生可能エネルギーの普及や自然災害に対するレジリエンス向上・停電対策の観点から、家庭用蓄電システムや中大型の蓄電システムのニーズ拡大が見込まれています。IBeeTではそれらの需要に対応し市場導入を促進すべく、伊藤忠商事がNFブロッサムテクノロジーズ社と共同で開発・販売する家庭用蓄電システム「Smart Star」をサブスクリプションサービスで提供します。
伊藤忠商事が販売する「Smart Star」は、全負荷型蓄電池として、停電時に全ての電気を利用できる利便性を有していることに加えて、各家庭の電力需要パターンを人工知能(AI)で学習し、太陽光や深夜の安い電力を活用した蓄電池放充電の最適化が実現でき、2021年6月末時点で累計販売台数4.5万台(約450MWh)を突破しています。
サブスクリプションサービス第一弾として2021年9月から新たに開始する「Beeフラット」は、「Smart Star L」ならびに「Smart Star 3」を、初期費用無料および月々定額で各ご家庭にリース提供します。契約期間中の定期メンテナンスサービスに加え、従来の10年の製品保証に対して5年延長するとともに、AIソフトウェア「GridShare」による最適充放電サービス等をパッケージで提供し、契約期間満了後にはご家庭へ蓄電システムを無償譲渡する国内初のサブスクリプションサービスとなります。
また、IBeeTは、将来的にEVリユース電池を活用した中・大型蓄電システム「Bluestorage」や、業務用蓄電池、太陽光パネル、EV本体及び関連機器等のサブスクリプションサービスの提供も視野に入れており、IBeeTが当サービスを通じて保有する分散型電源から生み出される余剰電力をAI「GridShare」を用いて相互に融通するなど、効率的な分散型電源プラットフォームの早期構築を図ります。
今後も伊藤忠商事および東京センチュリーは、IBeeTと連携して分散型電源並びに関連機器のサブスクリプションサービスを進化させることにより、新たなエコシステムおよびサーキュラーエコノミー(循環経済)を創出するなど、脱炭素社会と分散型エネルギー社会の実現に向けて貢献します。
会社名 | 株式会社IBeeT(アイビート) |
設立日 | 2021年4月 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル13階 |
代表取締役社長 | 安部 泰宏 |
資本金 | 245百万円 |
出資比率 | 伊藤忠商事50% 東京センチュリー50% |

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