北海道ガス、家庭用燃料電池「エネファーム」(積雪寒冷地仕様)新製品を発売

エネファーム

北海道ガス株式会社(社長:大槻 博、本社:札幌市、以下:北ガス)は、パナソニック株式会社(社長:楠見 雄規)と寒冷地仕様家庭用燃料電池「エネファーム」を共同開発し、10月1日より新製品の発売を開始すると発表しました。

エネファームは、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する家庭用燃料電池システム。発電と同時に発生する熱を給湯に活用することで、ご家庭での省エネ、CO2削減に貢献します。

近年、全国各地で頻発する台風や豪雨などの自然災害を受け、停電時の発電継続機能や断水時の生活用水※1 の取り出し機能を持つエネファームは全国で40万件以上※2 普及しており、札幌市による機器導入費用の補助対象※3 となるなど、省エネかつ災害に強いシステムとして関心が高まっています。

北ガスでは、2011年8月にエネファームの発売を開始。その高い環境性・経済性・レジリエンス性により、これまで1,000件以上のお客さまにご利用いただいています。

今回の新製品は積雪寒冷地仕様で-20℃までの耐寒性能を有する他、停電リスク情報を取得して自動で運転モードを切り替える機能や、ガス供給停止時でも電気ヒーターで給湯を使える機能などレジリエンス性を強化。さらに、スマートフォンアプリでエネファームの遠隔操作が可能となり利便性も向上しました。

北ガスは、これからもガスマイホーム発電の普及拡大を通じて、北海道の安心・安全・快適な暮らしを支えるとともに、分散型エネルギー社会の実現に貢献します。


※1:飲用調理用以外で使用できます。
※2:2021年6月末時点
※3:再エネ省エネ機器導入補助金制度(札幌市環境局)


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