出光興産、マレーシアで2例目となる屋根設置型太陽光発電所を導入

出光興産、マレーシアで2例目となる屋根設置型太陽光発電所を導入始

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一)は、マレーシアでの再生可能エネルギーのさらなる普及を目的として、電子機器部品製造事業者 MFS Technology (M) Sdn. Bhd. が保有するマラッカ州バトゥ・ブレンダムにある製造工場の屋根に約0.8MWの太陽光発電設備を設置し電力供給事業を開始すると発表しました。

出光興産、マレーシアで2例目となる屋根設置型太陽光発電所を導入
太陽光発電設備を設置するMFS製造工場の外観

同設備の導入により事業実施期間において25GWh以上の電力供給が可能となり、16,000tのCO2を削減できる見込みです。同事業は、同社が出資するSkye Renewables Energy Pte. Ltd.(本社:シンガポール、以下「Skye Energy」)を通じて行われ、Skye Energyの現地法人であるSkye Renewables Malaysia Sdn. Bhd.とMFS間でPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)を締結します。

マレーシアをはじめ、シンガポール・フィリピン・ベトナムでは、電力需要への対応およびCO2排出削減を目的とした再生可能エネルギー電源の導入が積極的に行われています。同社は屋根設置型太陽光発電事業を通じて、上記の4か国における再生可能エネルギーを安定供給することで地域社会における低炭素化を支援します。

■事業概要
 事業主体 : Skye Renewables Malaysia Sdn. Bhd.(Skye Energyの現地法人)
 設置場所 : Lot 5, Batu Berendam Free Trade Zone, Phase 3,
        Batu Berendam, 75350, Melaka
 設置容量 : 約0.8 MW
 売電先  : MFS Technology (M) Sdn. Bhd.

■MFSについて

1958年にマレーシアで設立され、電子機器に使用されるフレキシブル基盤を中心に製品を設計、製造し、マレーシア国内外の優良企業200社以上に製品を供給している。

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