ENEOS、和歌山製油所の精製・製造・物流機能を停止へ

ENEOSの製油所・製造所体制

ENEOS(社長:大田 勝幸)は、和歌山製油所(所長:手島 政嘉、和歌山県有田市)の精製・製造および物流機能について、2023年10月を目途に停止することを決定したと発表しました。

同社は、安全操業および安定供給を大前提として、基盤事業である石油精製販売事業におけるサプライチェーン全体の競争力を強化することによって、2040年グループ長期ビジョンにおいてありたい姿として掲げる「アジアを代表するエネルギー・素材企業」となることを目指しています。

国内石油製品の構造的な需要減退やアジアを中心とした国際競争の激化に加え、今般の新型コロナウイルスによる急激な需要減少等、石油精製販売事業を取り巻く様々な環境を総合的に勘案した結果、製油所・製造所の生産・供給体制の再構築が急務と判断し、和歌山製油所の製油所機能を停止することになりました。

同社は、2023年10月の製油所機能の停止に至るまで、引き続き安全操業に努めるとともに、今後も地域のエネルギーの安定供給に貢献します。


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