【 JOGMEC 】 MOU署名式の様子 WA州パースに於いて開催された豪州水素会議(西)2022にて (左から、在パース日本国総領事館 内藤総領事(立会人)、JOGMEC 細野理事長、WA州雇用・観光・科学・イノベーション省 ブラウン長官、WA州地域開発・農業・食品・水素産業
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2022年12月7日、オーストラリア連邦西オーストラリア州と、石油・天然ガス、水素・アンモニア等のエネルギー資源分野およびCCS/CCUS全般における関係強化を目的とした協力覚書(Memorandum of Understanding、以下「MOU」)を締結しました。
JOGMECは今回のMOUに規定された活動を通じて、我が国へのエネルギー安定供給に向け西オーストラリア州政府との間で一層の関係強化を図ります。
JOGMECは、オーストラリア連邦(以下「豪州」)西オーストラリア州(以下「WA州」)政府とMOUを締結し、今後、WA州における石油・天然ガス、水素・アンモニア、合成メタン、二酸化炭素回収・貯留(以下「CCS」)及び二酸化炭素回収・有効利用・貯留(以下「CCUS」)に係る情報交換を積極的に行い、WA州及び日本企業の事業協力の機会を追究します。
WA州では、複数の日本企業が豪州から日本へのクリーン燃料アンモニアサプライチェーン構築に関する事業化調査を実施していることに加え、二酸化炭素の地中貯留についても高いポテンシャルが期待されています。
JOGMECは、クリーン燃料やCCS/CCUSポテンシャルが期待できるWA州において、本MOUに基づき、WA州による資源政策等に関する情報提供、及び新規案件組成を推進していく方針です。また、豪州では水素・アンモニアの認証スキームが発展しており、事業の前提となる温室効果ガス排出量測定の評価基準などについても積極的な意見交換が期待されます。
JOGMECとWA州は、2020年2月に金属鉱物資源分野全般における関係強化を目的とした「包括的・戦略的パートナーシップに係る覚書」を締結し、同分野で協力して参りましたが、本MOUは、2022年11月の改正法施行により水素・アンモニア事業、CCS事業に対する支援が可能となったJOGMECとして、豪州における初めてのMOUとなります。
資源・エネルギーの安定供給を通じたカーボンニュートラル社会の実現に向け、JOGMECは本MOUを通じて、更にWA州との関係強化を図ります。
JOGMECは、日本、米国、豪州、インド(QUAD)が主導する気候変動対策などを踏まえ、我が国のエネルギーセキュリティの向上と、豪州をはじめとするアジア太平洋地域における持続的な経済発展とカーボンニュートラルの実現に貢献します。

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