AIを活用した「ダム最適運用システム」を共同開発

AIを活用した「ダム最適運用システム」

北陸電力(本社:富山県富山市)とJFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は、2017 年度より、AIを活用してダムへの水の流入量を予測するシステムの共同開発に取り組んできました。

2019 年度に、北陸電力が所有する浅井田ダム(岐阜県飛騨市)において、本システムを活用した実証試験を実施した結果、気象等の影響により時間とともに変化するダムへの水の流入量を高精度で予測できることを確認しました。 また、予測データをダム運用に反映し最適化することで、更なる水力発電電力量の増加 が見込まれることを確認しました。

今後、両社は、本システムを適用するダムの対象を拡大するとともに、最新鋭のAI技術を取り込みながら本システムをさらに高度化・進化させ、CO2を排出しない水力発電電力量の大幅な増加に向けて取り組みます。

※浅井田ダムでは、年間発電電力量 約 500 万 kWh(一般家庭 約 1,600 世帯の年間使用電力量に相当)の増加が見込まれる。

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