【出光興産】
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤 俊一)の北海道製油所(所在地:苫小牧市真砂町、所長:澤 正彦)は製油所構内で使用する構内車両として、同社の関連会社である株式会社出光タジマEV(本社:東京都千代田区、代表者:田嶋 伸博、以下 出光タジマEV)が提供する超小型EVと太陽光発電による蓄電池カーポートを導入しました。
北海道製油所に株式会社タジマモーターコーポレーション(本社:東京都中野区、代表取締役会長:田嶋 伸博、以下 タジマモーター)が開発し、出光タジマEVが提供する超小型EV「ジャイアン」計2台を、構内車両として導入しました。また、車両を充電するカーポートの屋根には、出光興産の子会社であるソーラーフロンティア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 宏)が開発したCIS太陽電池を設置しており、製油所構内を再生可能エネルギーで走行する仕組みとなります。
導入した超小型EVは、構内車両として業務に使用するだけではなく、冬季には-10℃を下回る北海道苫小牧市の気候下で、寒冷地における超小型EVの有効性や課題を検証するフィールド試験の実施に活用します。フィールド試験では、寒冷地における超小型EVの始動性・航続距離・バッテリーへの影響、災害時における蓄電池としての有効性などを検証し、出光タジマEVにおける今後の次世代モビリティ開発へ応用します。
北海道製油所は道内唯一の製油所として、石油製品の供給を通じ、長年地域のエネルギーセキュリティに貢献してきました。一方で、環境対応にも早期から取り組んでおり、省エネルギーを推進するための高効率機器類の導入や緑化事業にも取り組んでいます。2019年9月には公益財団法人都市緑化機構が実施している、緑の認定制度SEGESにおいて、道内の工場施設としては唯一、認定ラベルの最上位ステージ「Superlative Stage」の認定を受けています。
同社では環境負荷低減を見据えた次世代事業の創出と、石油精製などの収益基盤事業の構造改革を、重要な経営課題と位置付け取り組んでいます。石油精製を主力事業とする北海道製油所において、地域に根差した低炭素化の取り組みを加速することで、持続可能なエネルギーセキュリティへの貢献と、新たなモビリティ社会の実現に向け、一層取り組みます。
構内車両としての利用とあわせて、寒冷地における超小型EVのフィールド試験を実施

2021/6/9

2021/4/22

2021/4/12

2021/2/24

2021/2/16

2023/7/4

2023/6/29

2023/6/23

2023/6/19

2023/6/15

2023/6/15

2023/5/31

2023/5/29

2023/5/27

2023/5/19