東亜道路工業、太陽光発電舗装システムのフランス・コラス社と技術協力

東亜道路工業

東亜道路工業株式会社は、2021年7月21日に同社の本社ビル(東京都港区)のエントランスに試験的に太陽光発電舗装システムを設置したと発表しました。

太陽光発電舗装で発電された電力は、夜間にエントランスに設置した LED ライトを灯すとともに、電源コンセントを設置しており非常時に携帯電話への充電などに利用することができます。

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同社は、太陽光発電舗装システム(Wattway)を開発しているフランスの Colas 社およびコラス・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役:長沼薫)と、日本での普及を図るため技術協力して、高温多湿な日本の環境に適応した材料開発を進めています。

東亜道路工業は、地球環境を配慮した SDGs やカーボンニュートラル社会の実現に向けて、今後もコラス・ジャパン株式会社とともに技術的検討をすすめ、太陽光発電舗装システムの実用化・普及を図ります。

●太陽光発電舗装システムの構成例
小規模な場合:小規模な事例では自立運転します。
設置面積の目安:3~12 m2、最大発電量:375WPeak~4kWPeak,蓄電池容量:1~4kWh 程度
【用途】
 ・道路舗装、歩道、自転車道沿いの道路付帯設備に再生可能エネルギーを提供
 ・自然災害時に対する自立設備
【特徴】
 ・系統連携不要
 ・簡便に設置可能
 ・簡便に移動・撤去可能
 ・各ニーズにカスタマイズ可能

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中・大規模な場合:中・大規模な場合は系統電源と連携することもできます。
設置面積の目安:36~200 m2、最大発電量:4kWPeak~25kWPeak、蓄電池容量:5~25kWh 程度
【用途】
 ・自家消費
【特徴】
 ・エネルギーミックスのバランス
 ・再生可能エネルギー率を拡大
 ・駐車場に新たな価値を付加
 ・非常用電源の確保(常時、災害時)

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