第5回「新電力会社」の経営実態調査、参入企業増加で競争加速

帝国データバンク

2016 年 4 月 1 日から始まった電力小売りの全面自由化。事業を行う上で登録が義務化されている「登録小売電気事業者」も年々数を増やしている。

プレイヤーの増加で業界内の競争が激しさを増すが、昨年末から 1 月にかけての電力卸売価格高騰の影響を受け、一時は業界最大手だった(株)F-Power が会社更生法の適用申請を余儀なくされるなど、競争から脱落する企業も出た。

多額のインバランス料金について今後支払いを求められる事業者は、資金繰りの悪化が懸念されている。

帝国データバンクでは、経済産業省・資源エネルギー庁の「登録小売電気事業者」に登録された企業のうち、みなし小売電気事業者(旧:一般電気事業者)を除く「新電力会社」706 社(2021年 4 月 7 日時点)について、企業概要ファイル「COSMOS2」(147 万社収録)などを基に、都道府県別、設立時期、主力事業別、売上規模別等に集計・分析した。

同様の調査は 2018 年 9 月に続き 5 回目。

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