静岡県「富士山朝霧バイオマス発電所」の発電を開始

静岡県「富士山朝霧バイオマス発電所」の発電を開始

MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)が共同出資を行う合同会社富士山朝霧Biomass(本店:静岡県富士宮市/代表社員:株式会社土谷特殊農機具製作所)は、4月5日に富士山朝霧バイオマス発電所の発電を開始したと発表しました。

当事業の目的
同社は2013年よりメガソーラー発電事業に参入し、電力供給の安定化を通じた社会貢献の一環という位置付けで再生可能エネルギーを活用した発電事業を行ってきました。

持株会社体制への移行により現在では、グループ会社である株式会社レーベンクリーンエナジー(本社:東京都新宿区/代表取締役:谷口健太郎)を中心に再生可能エネルギーを活用した発電事業を行っていますが、同事業は太陽光発電事業に次ぐ再生可能エネルギーを活用した発電事業として推進する目的で2021年7月に参入しました。

バイオマス燃料を活用した発電事業は同社グループとして初めての取り組みとなり、乳牛農家の牛ふん処理問題解決に向けた地域貢献も目的としています。

本事業の特長
同事業で使用する発電施設は、環境省による「環境調和型バイオマス資源活用モデル事業」で使用していた施設を活用しています。解体予定であった施設を再利用することで、解体により発生するCO2排出の抑制にも繋がっています。

また、バイオマス由来の電力は、地域電力会社を経由して県東部地区に配電し、発酵後の消化液は有効な有機肥料として販路拡大し、化成肥料の抑制にも貢献することで、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」という同社パーパスに相応しい施設として再利用を行う事業となります。

静岡県「富士山朝霧バイオマス発電所」の発電を開始

同社は、同バイオマス発電事業をモデルケースとして、同様のシステムやその他のバイオマス燃料による発電所の建設など、太陽光発電以外の再生可能エネルギー施設の開発も積極的に推進する予定です。

発電所概要
発電所名称   : 富士山朝霧バイオマス発電所
事業主     : 合同会社富士山朝霧Biomass
所在地     : 〒418-0101 静岡県富士宮市根原115-1
発電容量    : 100kwh
想定年間発電量 : 800,000kwh
燃料      : 富士宮市朝霧地域の酪農家から収集した牛ふん(17t/日・約300頭分)
売電単価    : 39円/kwh

会社概要(合同会社富士山朝霧Biomass)
商号   : 合同会社富士山朝霧Biomass
所在地  : 〒418-0101 静岡県富士宮市根原字宝山115番1
設立   : 2021年4月
事業内容 : 畜産バイオに係る再生エネルギーの製造販売と液肥の販売 他
資本金  : 1百万円

会社概要(MIRARTHホールディングス)
商号   : MIRARTHホールディングス株式会社
代表者  : 代表取締役 島田 和一
所在地  : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
設立   : 1972年9月
事業内容 : グループ会社の経営管理等
資本金  : 4,819百万円
URL  : https://mirarth.co.jp

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