JAG 国際エナジーと大阪ガス、47ヵ所の中小型太陽光発電所を共同開発

JAG 国際エナジーと大阪ガス、47ヵ所の中小型太陽光発電所を共同開発

JAG 国際エナジー株式会社(代表取締役社長:坂根 多加弘)と大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆)は、全国で 47 カ所、合計容量約1万 7,000kW の非 FIT/非 FIP 太陽光発電所を共同開発すると発表しました。なお、同事業は経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和 3 年度補正予算)」*1の採択を受けて実施します。

同事業は、本年 3 月に設立され 7 月 22 日に JAG 国際エナジーが 55%、大阪ガスが 45% を出資したサスティナブルソーラーウェイ合同会社を通して実施され、大阪ガスが発電された電気の全量を長期的に買い取ることを前提に、2023 年 2 月末までに全ての発電所で運転開始を目指します。

JAG 国際エナジーは、全国に合計で約 22 万 kW の太陽光発電設備を保有しており、木質バイオマス発電事業や陸上風力発電事業と合わせて、今後も太陽光発電事業を展開し、地域の環境・エネルギー資源の価値顕在化と活用の推進を目指します。

Daigas グループは、2030 年度までに、自社開発や保有に加えて、他社からの調達も含めて、国内外で 500 万 kW*2 の再生可能エネルギー(以下「再エネ」)電源の普及に貢献することを目指しています。本件を含め自社開発・保有及び他社からの調達を含めた再エネ電源の普及貢献量は約 149 万 kW です。

JAG 国際エナジーと大阪ガスはバイオマス発電事業での協業実績があり、これまでに愛知田原バイオマス発電所と御坊バイオマス発電所の事業化を決定しています。両社は、今後も再エネの電源開発において協業していくことで引き続き脱炭素社会の実現に取り組みます。

*1: 2030 年の長期エネルギー需給見通しや野心的な温室効果ガス削減目標の実現に向けて、需要家が発電事業者と連携すること等により行う太陽光発電設備の導入に要する経費の一部を助成するもので、5 月 20 日に採択

*2: 再エネには、太陽光、風力、バイオマスなどの FIT 制度の適用電源を含む


1.共同開発する発電所概要
  所在地       : 10県 (関東地方~中国・四国地方)
  発電所数      : 47ヵ所
  発電容量(合計)  : 約1万7,000kW
  運転開始時期(予定): 2022年9月~2023年2月

2.会社概要
 <サスティナブルソーラーウェイ合同会社>
  会社名  : サスティナブルソーラーウェイ合同会社
  本社所在地: 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
  代表者  : 代表社員 一般社団法人エナジーエクスプローラー
         職務執行者 野坂 照光
  設立日  : 2022年3月2日
  事業概要 : 太陽光発電所の保有・運営

 <JAG 国際エナジー>
  会社名  : JAG国際エナジー株式会社
  本社所在地: 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
  代表者  : 代表取締役社長 坂根 多加弘
  資本金  : 1億円
  設立日  : 2006年8月4日
  事業概要 : 再生可能エネルギー発電施設の開発、EPC(設計・調達・建設)、
         O&M(運営管理)、及び関連するコンサルティング、電力小売事業

 <大阪ガス>
  会社名  : 大阪ガス株式会社
  本社所在地: 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
  代表者  : 代表取締役社長 藤原 正隆
  資本金  : 1,321億6,666万円
  設立日  : 1897年4月10日
  事業概要 : ガスの製造・販売、電力の発電・販売 など

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