関西電力、石炭火力発電所の燃料運用・ＡＩによる最適化を開始

【関西電力】

関西電力株式会社と株式会社ＡＬＧＯ ＡＲＴＩＳは、熟練技術者のノウハウのＡＩ（アルゴリズム）移植に成功し、本最適化ソリューションの全ての検証・改良を終えたため、本格運用を開始することを発表しました。同最適化ソリューションを用いることで、従来の１／１０以下の時間で、かつ、より長期の運用計画を作成できるようになり、また、年間数千万円の運用コスト削減効果が期待できます。

関西電力と株式会社ディー・エヌ・エー（ＤｅＮＡ）は、２０１９年２月５日に石炭火力発電所の燃料運用最適化を行うＡＩソリューションの共同開発を開始し、外販ビジネスに向けて協業を進めることに関して基本合意しました。そして、「Ｋ－ＶａＣＳ（ケイバックス）」のサービスの一つとして、他社への展開・導入を両社共同で進めていくこととしていました。

また、ＤｅＮＡは、より積極的かつ継続的な投資による事業の成長を実現させるため、同事業をスピンオフして株式会社ＡＬＧＯ ＡＲＴＩＳを設立しており、関西電力はＡＬＧＯ ＡＲＴＩＳと資本業務提携することで、引き続き、協業を進めていました。

今後は、同最適化ソリューションをＫ－ＶａＣＳのサービスの 1 つに加え、他社への展開・導入を進めます。関西電力は、多様化するお客さまニーズに寄り添い新たな価値の提供を行う「サービス・プロバイダー」を目指し、お客さまや社会の幅広い課題の解決に貢献します。

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