パワーエックス、今年8月のシリーズ A ラウンドに続き15 億円の資金を調達

パワーエックス、今年8月のシリーズ A ラウンドに続き15 億円の資金を調達

自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において新規事業を展開する株式会社パワーエックス(PowerX, Inc.)(東京都港区、取締役兼代表執行役社長 CEO:伊藤 正裕)は、本邦大手金融機関から融資による資金調達を実施しています。今回調達した資金は、11 月時点で 1,366 億円を突破した予約注文の出荷に向けて投資していきます。

同ファイナンスは、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(取締役社長 小林 真)がアレンジし、株式会社 三菱 UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一)がクレジット投資家として参画しています。

【資金調達の背景】

2021 年の同社発足以降、本年 8 月のバッテリー型超急速 EV 充電器「Hypercharger」、定置用蓄電池「Mega Power」の先行受注の開始、10 月の EV チャージステーション事業発表、11 月の船舶用蓄電池「Mega Power for Marine」の先行受注の開始など、順調にマイルストーンをクリアしていることが評価され、今回の資金調達に至りました。

2022 年 8 月 3 日より予約注文を開始したバッテリー型超急速 EV 充電器「Hypercharger」と定置用蓄電池「Mega Power」の累計予約注文容量は、2022 年 11 月時点で 248.4 万 kWh(約 1,366 億円相当)を突破しています。 同社はカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの主力電源化が伴となる中で、太陽光発電や風力 といった、天候によって発電量が左右される変動型再エネの大量導入を可能とする蓄電池のソリューションを提供します。2023 年のテスト生産、2024 年春からの本格製品出荷に向けて今回調達した資金を投資します。

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