【ニチコン】
ニチコン株式会社は、太陽電池、蓄電池、EV(電気自動車)搭載電池の 3 つの電池をすべてコントロールし、究極の家産家消を実現するトライブリッド蓄電システム🄬の新商品を開発し、市場導入すると発表しました。同社は 2012 年に家庭用蓄電システムを業界に先駆けて開発・市場導入して以来、家庭用蓄電システムのリーディングカンパニーとして累計で 10 万台以上を販売してきました(2021 年 9 月現在)。
同システムを 1 月 19 日(水)~21 日(金)東京ビッグサイトで開催される「第 13 回 EV・HV・FCV 技術展(EV JAPAN)」に出展される予定です。
開発背景
政府が掲げた日本の温室効果ガス排出を「2050 年に実質ゼロ」という「カーボンニュートラル宣言」とそれに続く 2020 年 12 月に閣議決定された「グリーン成長戦略」などで、再エネ構成比 50~60%の政府目標と蓄電池の活用、電動車の普及拡大の方針が示されました。そして、経産省や資源エネルギー庁から、2030 年までに新築戸建ての 6 割に太陽光発電を設置する目標や蓄電システムを2025 年に 27 万台、2030 年に 35 万台とする導入見通しが掲げられ、再生可能エネルギーの拡大と
その利活用に必要不可欠な蓄電システムは益々重要なアイテムになってきています。
さらに、2030 年代半ばまでに乗用車新車販売で電動車 100%という目標が掲げられ、国内外でもEV 販売が続々と発表され、EV シフトの加速に伴い V2H システムの需要も急速に拡大しています。
また、昨今多発している台風、ゲリラ豪雨や地震などの災害時の停電にも照明、冷蔵庫、テレビ、携帯電話充電器、さらにエアコンや IH 調理器などの 200V 家電も使えるようにして、非常時の備えもしたいというニーズも高まりつつあります。
特 長
太陽光発電を設置するならトライブリッドパワコン®がおすすめ。将来、蓄電池や EV も接続できて太陽光を最大限に活用できます。
トライブリッド蓄電システム®「ESS-T3 シリーズ」は、現行トライブリッド蓄電システムをさらに進化させ、性能アップ、機能アップし、電動車への充放電機能だけでなく、太陽光パワコンとしても、ハイブリッド蓄電システムとしても強力な商品力を備えました。
1.業界最大級の連系出力 5.9kW、自立出力最大 5.9kVA の充放電能力
太陽光、蓄電池、EV 搭載電池を最大限活用できる高出力を実現。
2. 全負荷 200V 標準搭載、蓄電池+EV 搭載電池で家まるごとバックアップ
停電時にはエアコンや IH 調理器など 200V 機器が使用可能。
太陽光+蓄電池で安心、さらに大容量の EV 搭載電池があれば約 1 週間以上使える。
3.太陽光入力 4 ストリング、最大入力 8.8kW
過積載 10kW まで搭載可能、短絡電流 15A で太陽光パネルとの抜群の接続性。
4. 8 タイプの多彩な電池容量バリエーション
4.9kWh と 7.4kWh の 2 種類の蓄電池を用意し、それぞれ 2 つまで設置可能。4.9、7.4、9.9、14.9kWh の 4 パターンから選択できる。後からでも設置でき、室内/屋外どちらにも設置可能。
5. 使いやすさを追求したスタイリッシュな「V2H ポッド」
省スペースで EV 車種に応じて最適な設置を実現。左右どちらでも充放電コネクタを接続できる利便性も兼ね備え、外壁にもカーポートにも、ポール(オプション)でも設置可能。
6. 業界初「ハイスピード拡張充電:最大 9.9kW」
EV 充電が標準 5.9kW+ハイスピード拡張充電は最大 9.9kW。普通充電器の約 3 倍のハイスピード充電を実現。太陽光、蓄電池を活用するので電力容量契約は 60A のままで対応。
7. 太陽光でクルマを走らせる「EV モード」が誕生
日中に EV があれば太陽光をすべて EV に充電。日中に EV がなくても蓄電池に一旦貯めて、EV が帰宅したら自動でエレムーブする新モード。
8.室内リモコン&AI 自動制御など充実のネットワークサービス(無料)
見やすく使いやすいタッチパネル式の室内リモコンは HEMS なしで遠隔制御などに対応。
見守りサービス、気象警報(および早期注意情報)自動制御、AI 自動制御のネットワークサービスにも対応。すべてニチコンオーナーズ俱楽部から web で簡単申し込み可能。
9. 安心の長期保証、自然災害補償
パワコン、蓄電池、V2H がすべて 15 年無償保証+自然災害補償 10 年付。
※充放電コネクタおよびケーブルは 10 年、室内リモコンは 5 年これらの特長に加えて、これまで停電時の備えや卒 FIT ユーザーの経済的ニーズで重要視されていた蓄電システムが、太陽光発電を新設されたユーザーにおいても蓄電システムを導
入することで経済的メリットが出る時代になってきました。
① 売電価格の低下(21 年度 19 円/kWh⇒22 年度は 17 円/kWh の予定)で、太陽光発電は新設であっても電力会社によっては、売電するより自家消費した方がお得な時代に突入。「地産地消」ならぬ「家産家消」の勧め。
② さらに、ニチコンオーナーズ倶楽部に加入して、AI 自動制御を行えば、日々の発電量や消費量を AI が予測して、自家消費率が大きくアップできる。
③ EV を大容量蓄電池として活用すれば、夜の電力をすべて昼間の太陽光発電で賄える。
④ ガソリン車を EV に変更し、トライブリッドを活用することで、日々の通勤・買い物がすべて太陽光発電で賄える。(年間 14 万円のガソリン代が電気代換算で 2 万円、太陽光活用で実質 0 円)
■ターゲット顧客
・太陽光発電システムを新設されたユーザー
・太陽光発電システム設置後、年月の浅いユーザー
・卒 FIT の太陽光発電システムユーザー
・近い将来、電動車の購入をご検討の環境意識の高いユーザー
・電力販売契約(PPA※1)、第三者所有モデル(TPO※2)、バーチャルパワープラント(VPP※3)用途
※1 PPA(Power Purchase Agreement):電力販売契約
※2 TPO(Third Party Ownership):太陽光発電などの第三者所有モデル
※3 VPP(Virtual Power Plant):複数の蓄電システムをネットワークでまとめて制御

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