中部電力、家庭向け「太陽光発電自家消費サービス」の提供を開始、一条工務店と共同開発

太陽光発電自家消費サービス

中部電力は、株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田 直樹)で新築住宅を購入するお客さまを対象に、大容量太陽光発電システム(太陽光設備)と定置型蓄電池の設置等にかかる初期費用負担を軽減し、お客さま宅への導入を支援する「太陽光発電自家消費サービス『カナエルソーラー』」の提供を開始すると発表しました。

近年、新築住宅を購入する際に、太陽光設備や蓄電池を導入したいというニーズが高まっている一方で、一部のお客さまからは、予算都合等で導入を諦めざるを得ないという声がありました。こうしたお客さまの声を踏まえ、同社は、一条工務店と連携してお客さま宅への設備導入を支援するサービスについて検討・試行運用をおこない、「カナエルソーラー」として、本格展開することとなりました。

同サービスでは、一条工務店で新築住宅を購入する際に太陽光設備および蓄電池を導入されるお客さまに対して、中部電力が初期費用のサポート資金として、両設備の設置費用等相当額をお支払いします。

お客さまには、太陽光設備で発電した電気のうち、自家消費量に応じたサービス利用料金(注1)を毎月お支払いいただくとともに、余剰電力をお譲りいただきます。契約期間は15年となります。

同サービスにより、お客さまは、2021年度省エネ大賞(注2)を受賞した一条工務店の高気密・高断熱の住宅に、初期費用負担を気にすることなく、太陽光設備と蓄電池を設置いただけます。また、契約期間中の光熱費は、両設備を設置しない場合と比べて、同サービス利用料金を含めても同等以下の水準が期待できます。更には、災害発生による停電時にも、両設備を活用することで電気のある生活を送ることが可能となります。

中部電力は、ご家庭のお客さまの新築住宅への太陽光設備等の導入支援や、導入した設備を長く安全に活用いただくための太陽光長期稼働サポートサービス等を通じて、お客さまとともに、脱炭素社会の実現を目指します。

(注1)サービス利用料金は、基本料金と従量料金にて算定します。

(注2)一般財団法人省エネルギーセンターが主催する、優れた省エネの取り組みや、省エネ性に優れた製品などを表彰する制度。省エネ事例部門ZEB・ZEH分野において、経済産業大臣賞を受賞。



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