シン・エナジー、九大発ベンチャー企業リアムウィンドと「小型レンズ風車」の販売で業務提携

九大発ベンチャー企業リアムウィンドと「小型レンズ風車」

シン・エナジー株式会社は、九州大学発ベンチャー企業である株式会社リアムウィンド(福岡県福岡市、代表取締役:大屋 裕二)の小型風車の販売を行うため、業務提携契約を締結したと発表しました。

リアムウィンドは風況解析技術に優れ、独自のレンズ風車を主製品としており、純国産機メーカーとして唯一の ClassNK 認証※1 を取得しています。

※1 風力発電に係る認証機関である一般財団法人日本海事協会の認証

◆レンズ風車の特徴
① 発電効率:ブレード周りの集風体の効果により、同ロータ径の通常風車に比べ2~3倍の出力増加が期待できる。
② 静粛性:ブレードと集風体との流体学的相互効果でブレードの先端渦が抑制され、風切音をほとんど感じさせない。
③ 環境性:ブレードを囲い込む丸い集風体により柔らかなイメージは景観を損なわず、風景に溶け込みやすい。また、鳥はディフューザ(輪っか)が見えるため、バードストライクが生じ難い。

小型風車は、大型風車と比較して省スペースかつ、施工期間が短いというメリットがある一方で、コストが高く、市場では浸透しづらい問題がありました。全国で再生可能エネルギーの地産地消を進めるシン・エナジー社がリアムウィンド社と連携することで、地域に馴染む風力発電所の開発を進めることが可能となり、ひいては販路の拡大で量産化することにより、生産コストの低減を目指します。

■ 株式会社リアムウィンド
【本社】福岡県福岡市早良区百道浜 3-8-33
【代表】代表取締役 大屋 裕二
【設立】2012 年 3 月 30 日
【事業内容】九州大学との連携・協力により開発したレンズ風車を主力製品とする風力発電事業

■ シン・エナジー株式会社
【本社】神戸市中央区御幸通 8-1-6 神戸国際会館 14 階
【代表者】代表取締役社長 乾 正博
【設立】1996 年 12 月
【事業内容】エネルギーを基軸とした地域のプロデュース&エンジニアリング

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