東電PG、英国トライトンノール洋上風力の送電事業に参画

東電PG

東京電力パワーグリッド(東電PG)は、10月28日、英国のインフラファンドであるエクイティックス社と共同で、英国イングランド東部リンカンシャーの沖合約32kmに位置するトライトンノール洋上風力発電所(発電容量86万kW)における送電線の保守・運営事業に係る優先交渉権を取得したと発表しました。

本件は、同社として初めての海外送電事業への出資参画となります。

今後、英国規制機関および洋上風力発電所の開発事業者などとの交渉・契約を経て、2022年春頃を目途に、海底・陸上(地中)送電線および付随する洋上・陸上変電設備(資産価値 約865億円)の所有権・運営権を取得します。

設備取得後、同社が日本で培った送変電設備の運用・保守の知見を活かし、現地送電・変電設備の事業運営を23年間にわたって行う予定です。

同社は、本事業への参画によって、当社の成長戦略の大きな柱の1つである海外事業の拡大を加速させるとともに、海外設備に関する技術的な知見を国内へ還元することによって、送配電ネットワークの強靭化やコスト削減に努めます。

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