【 ダイヘン 】
株式会社ダイヘンは、クラス最小設置面積で最大4台のEV充電に対応する「大容量180kW急速充電器」の販売を開始すると発表しました。
同製品は、受電設備に応じた最適な大電力急速充電が可能なだけでなく、同社独自の自律分散協調制御技術「Synergy Link」(シナジーリンク)搭載によりお客様の既設システムや再生可能エネルギー関連機器など、様々な設備と連携したエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)が容易に構築できます。
今回、同製品をラインアップに加えることで、同社は幅広い出力に対応するプラグイン充電器(普通・急速)からワイヤレス充電、走行中充電に至るまで、あらゆる充電ニーズにお応えする「EV充電システム総合メーカ」として、社会のEV普及促進に貢献します。
■ 開発の背景
「2050年脱炭素社会」の実現に向け、企業や自治体を中心にEVの活用が拡大しています。今後は、新型車両における車載蓄電池の大容量化やバス・トラックといった大型車両のEV化などを背景に、特に大電力による急速充電の需要拡大が予想されており、急速充電器の設置台数は2035年に 2021年比約3倍の2万4千台になると言われています。(富士経済「EV・PHV向け充電インフラ普及動向調査」)
また、高速道路のサービスエリアのように急速充電器が公共設置される場合、充電待ちのために発生する渋滞や充電の集中による電力ピークの発生(コスト上昇)などが課題となっており、それらを解決するために「複数台の急速充電とエネマネの両立」が不可欠なものとなっています。
■ 製品の特長
◇「複合型マルチプラグ充電」(特許出願中)により充電渋滞を軽減
・1プラグ最大90kW(合計180kW)をEV2台に同時出力可能
・プラグを2本追加することでEV4台の急速充電に対応可能
◇設置コストの低減
・クラス最小設置面積(0.46m²)で設置工事にかかるコストを低減
・1台の充電器で4カ所の駐車スペースの充電に対応
◇エネマネ対応
・充電の集中による電力ピークの発生(コスト上昇)を抑制
・既設システムや太陽光発電・蓄電池システムと連携した施設全体のEMS構築が可能
・機器の増設・入替が容易で、将来的な脱炭素化の取り組みにも柔軟に対応可能
■販売計画
受注開始日 2022年6月
販売予定台数 50台/年

2022/6/1

2022/5/31

2022/5/30

2022/5/19

2022/5/9

2023/5/20

2023/5/10

2023/3/20

2023/3/2

2023/2/28

2023/2/21

2023/2/17

2023/2/9

2023/2/6

2023/1/20