北海道初、米国産シェールガス由来のLNGが到着

タンカー

北海道電力は、石狩湾新港発電所向けの燃料として、北海道で初めて、米国産LNG(液化天然ガス)を受け入れたと発表しました。

このLNGは、北海道電力と株式会社JERAのグループ会社であるJERA Global Markets社との間で締結したLNGスポット売買契約に基づき、米国テキサス州フリーポート市から、LNG船「信州丸」によって石狩LNG基地まで輸送されました。

石狩LNG基地では、既に完成しているNo.3タンクに加え、本年10月には、No.4タンクが竣工する予定です。No.4タンクが完成することで当社LNGタンクが2基体制となり、燃料の受入時期を幅広く設定できることから、より柔軟なLNGの調達が可能となります。

北海道電力は、引き続き、長期売買契約とスポット調達を組み合わせ、調達形態や供給国の多様化を進め、安定的かつ経済的な燃料調達を図ります。

さらに、低廉なエネルギーを安定的にお届けすること等を通じて、お客さまのニーズやご期待に応える総合エネルギー企業を目指します。

※ 北海道ガス(株)が運営し、北海道電力と共同利用しているLNG基地。ガス事業法のもと、北海道電力の所有となるタンクなど石狩湾新港発電所用の燃料設備の設置工事が行われている。北海道電力はNo.3タンク(2018年7月完成)とNo.4タンク(2020年10月完成予定)を所有。

北海道電力のホームページへ



【 過去記事 】 化石燃料・CO2回収


【 最新記事 】 化石燃料・CO2回収