九州電力、ノルウェーの窒素系肥料メーカー(世界最大手)とアンモニアに関する覚書を締結

オスロの街並み

九州電力は、世界最大手の窒素系肥料メーカーである Yara International ASA(以下「ヤラ・インターナショナル社」)と、クリーンアンモニア(ブルーアンモニア・グリーンアンモニア)の協業検討について覚書を締結しました。

アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないことから、カーボンニュートラルの実現に向け、発電燃料や船舶燃料としての直接利用の選択肢の他、運輸・産業用途等でも今後幅広い利用が期待される水素を海外から効率的に輸送するための形態の一つとしても注目されています。

今回の覚書締結を踏まえ、今後、九州電力とヤラ・インターナショナル社は、以下について具体的に検討を進めます。

1.クリーンアンモニアの生産から発電所における利用までのサプライチェーンの構築
2.九州周辺におけるクリーンアンモニアの幅広い活用を目的とした受入・出荷体制の構築

◆ ヤラ・インターナショナル社の概要 ◆
会社名 Yara International ASA
本社 ノルウェー、オスロ
会社概要 世界最大手の窒素系肥料メーカー
(世界最大級のアンモニア取扱事業者)
アンモニア取扱量(2020年)
製造量:850万トン
海上貿易量:450万トン
アンモニアトレーディング体制(2020年時点)
11船のアンモニア専用船団
18ターミナル、計58万トンのタンク容量

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