【 北海道電力 】 導入イメージ
北海道電力は、北海道苫小牧市に、水を電気分解することで水素を製造する1MW級の水素製造装置を導入することを決定したと発表しました。
この水素製造装置は、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である「令和3年度補正予算 再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」の採択を受け導入するものであり、2023年3月の運用開始を予定しています。
水電解による水素製造装置は、再生可能エネルギーの余剰電力や出力変動を吸収し、再生可能エネルギーの更なる導入拡大を図ることができる設備です。
運用開始後は、設備性能評価を行うとともに、寒冷地における運用・保守技術の確立を図り、将来の水素社会の実現に向けた各種検討を進めます。
水素の製造・利活用は、様々な用途が見込める脱炭素のキーテクノロジーであり、火力発電への利用により電源の脱炭素化を進めることができるほか、各種産業部門への導入が期待されます。
製造した水素については、道内自治体や、カーボンニュートラルに向けて新たなエネルギー源として水素を社会実装していくために設立された「北海道水素事業プラットフォーム」の会員企業の協力を得ながら、利用方法の拡大についても検討していきます。
北海道電力は、再生可能エネルギーの賦存量が豊富な北海道において、今後更なる再生可能エネルギーの導入拡大に貢献するとともに、水素の普及促進を図り、ゼロカーボン北海道の実現に向けて取り組みます。
導入概要
(1)補助事業名: 令和 3 年度補正予算 再生可能エネルギー導入加速化に向けた
系統用蓄電池等導入支援事業
(2)採 択 日 : 2022 年 3 月 31 日
(3)導入設備 : 1MW 級水素製造装置(水素発生量 200Nm3/h)、出荷設備 他
(4)導入場所 : 北海道苫小牧市字弁天 1 番 17
(5)着 工 : 2022 年 8 月(予定)
(6)運用開始 : 2023 年 3 月(予定)

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