沖縄電力など、沖縄地域「クリーン燃料アンモニア地産地消に関する調査事業」を実施

【 沖縄電力 】

沖縄電力株式会社、つばめ BHB 株式会社、川崎重工業株式会社は、内閣府沖縄総合事務局が公募する「令和 4 年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進調査事業」に応募し、「沖縄地域におけるクリーン燃料アンモニア地産地消に関する調査事業」が採択されたと発表しました。

沖縄地域の火力電源において、CO2 排出量削減が課題となる中、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼が脱炭素に向けた有効な手段として期待されています。同調査では、再エネ由来電力等を用いたアンモニア製造（地産）で再エネ利用に貢献しつつ、石炭火力発電所でアンモニアを混焼（地消）する、クリーン燃料アンモニア地産地消の実現可能性および事業採算性の調査を行います。

具体的には、①具志川火力発電所における地産地消アンモニア混焼可能性に関する調査、②地産アンモニア製造・供給に関する調査、③具志川火力発電所におけるアンモニア混焼改造に関する調査を行い、2022 年度中に調査結果を取りまとめる予定です。

沖縄県内の電気・ガスエネルギー供給事業者である沖縄電力、アンモニア触媒技術を有し、分散型アンモニア生産システムを事業展開するつばめ BHB、エネルギー機器や輸送機器を供給する総合重工メーカーで、石炭焚ボイラーにおけるアンモニア混焼技術の開発を手掛ける川崎重工の 3 社は、同調査を通じてエネルギーの安定供給と地球温暖化対策の両立に取り組み、社会へ貢献します。

＜各社概要＞
◆ 沖縄電力株式会社
　代表者　： 代表取締役社長 社長執行役員 本永 浩之
　設立　　： 1972 年
　所在地　： 沖縄県浦添市
　事業内容： 電力供給およびガス供給による総合エネルギー事業

◆ つばめ BHB 株式会社
　代表者　： 代表取締役 CEO 渡邊 昌宏
　設立　　： 2017 年
　所在地　： 東京都中央区
　事業内容： オンサイトアンモニア供給システムおよび、
　　　　　　 アンモニア合成触媒の研究開発・製造・販売

◆ 川崎重工業株式会社
　代表者　： 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦
　設立　　： 1896 年
　所在地　： 東京都港区、兵庫県神戸市
　事業内容： 陸・海・空の輸送システム、
　　　　　　 エネルギー・環境プラント、
　　　　　　 ロボット・産業用機器などの製造・販売

本調査の概要

調査事業の全体像

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