日立造船など、EV パッカーおよび電池交換ステーション普及協議会を設立

EV パッカー

日立造船株式会社(大阪府大阪市、三野 禎男社長)、JFE エンジニアリング株式会社(東京都千代田区、大下 元社長)、日鉄エンジニアリング株式会社(東京都品川区、石倭 行人社長)、株式会社明電舎(東京都品川区、三井田 健社長)、極東開発工業株式会社(兵庫県西宮市、布原 達也社長)、いすゞ自動車株式会社(東京都港区、片山 正則社長)は、EV パッカー および電池交換ステーションの普及を目的とした「EVパッカーおよび電池交換ステーション普及協議会」を2021 年 12 月 15 日に設立したと発表しました。

※EV パッカー:ごみ収集を行う電気自動車

EV パッカーと電池交換ステーションを活用したシステムは、廃棄物発電を活用したエネルギー循環型の地球環境にやさしいシステムで、走行中・作業中に CO2や NOxの排出がなく、EV パッカーの静音走行を実現します。同システムでは、ごみ焼却施設で発電した電気を、敷地内の電池ステーションへ送電して蓄電池を充電し、EV パッカーに搭載してごみ収集を行います。

蓄電池は短時間で電池交換を行うことができるため、効率的なごみ収集作業を行いながら、一日の走行距離を確保することが可能です。また、蓄電池は災害時には非常用電源としても活用することができます。

同協議会は「カーボンニュートラル」を目標に掲げており、今後共同で本システムの市場への普及を行うことにより、CO2 排出量の削減及び再生可能エネルギーの最大限の活用を目指します。

なお、同協議会の概要は次のとおりです。

1.会員企業:

【参画企業(順不同)】
 日立造船株式会社
 JFEエンジニアリング株式会社
 日鉄エンジニアリング株式会社
 株式会社明電舎

【協賛企業(順不同)】
 極東開発工業株式会社
 いすゞ自動車株式会社


2.設立日:2021 年 12 月 15 日



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