大阪府とダイヘン、ワイヤレス充電システムを用いた超小型EVの運用実証を開始

ワイヤレス充電システム

株式会社ダイヘンは、大阪府と連携協定を締結し「ワイヤレス充電システムを用いた電動超小型モビリティの運用実証」を行うことを発表しました。

同運用実証では、大阪府職員が公用車として超小型電動モビリティ(超小型EV)を共同で使用(庁内カーシェア)し、その充電にダイヘン社製のワイヤレス充電システムが使用します。同実証で得られたデータを収集・分析することでワイヤレス充電システム及び超小型EVの有効性や課題を検証します。

今回の実証を通じて、同社はワイヤレス充電システムの運用上の課題を抽出し更なる機能強化を図り、幅広く社会に実装されることを目指して取り組みます。



■運用実証で使用する機器・車両

ワイヤレス充電システム[ダイヘン製]
「D-Broad EV CHARGING DOCK」

・所定の位置に停めると、車両を検知し自動で充電を開始。
・広い位置ズレ許容範囲を持ち、業界最高水準の高効率給電を可能とする「磁界共鳴方式」を採用。
・送受電コイル間の位置が多少離れていても確実かつ高効率に充電可能。

ワイヤレス充電システム


超小型EV[トヨタ製]
「C+pod」

・狭い路地での走行や駐車場の省スペース化が可能。
・駆動用電池が満充電の場合、160km走行可能。
・最高速度は60km/h。自動車専用道路の通行は不可。

ワイヤレス充電システム

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