【KANSOテクノス】
火力発電所にはそれぞれ高さ最大200mほどの煙突が備わっており、様々な劣化を早期に検知するため、内部にゴンドラ足場を設置して、作業員が目視によって点検作業を行っています。
この点検方法では詳細な点検ができるものの、高所作業のため安全上のリスクが生じる点や、点検に数週間程度の時間が要する点などの課題がありました。
これらの課題を解決するために、煙突内部を自律飛行※しながら撮影できるドローンを開発しました。本ドローンを活用することで、高所で点検を行う頻度を減らすことができるため、点検作業をより安全に行えるようになります。加えて、1回あたりにかかる点検期間を約90% 短縮できるとともに、点検にかかる人員を大幅に削減できることから、50%以上の収支改善効果があると見込んでいます。
本ドローンを活用した煙突内部点検業務については、関西電力(株)での活用に留まらず、他電力や自治体などの社外から受託することも視野に入れ、今後の活用について検討を進めています。
KANSOテクノスは、引き続き、イノベーションにより、生産性や経済性の向上に加え、新たな価値の創出を目指します。
※:関西電力㈱において特許出願中(特願 2020-063862)

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