九州電力など、福岡県大牟田市で系統用蓄電池「大牟田蓄電所」の運用を開始

九州電力など、福岡県大牟田市で系統用蓄電池「大牟田蓄電所」の運用を開始資

九州電力株式会社は、同社と NExT-e Solutions株式会社(以下、NExT-eS)が本日から福岡県大牟田市において、電力系統に接続した系統用蓄電池「大牟田蓄電所」(出力1,000kW、蓄電容量3,000kWh)の運用を開始したと発表しました。

蓄電池は、太陽光や風力などの変動する再生可能エネルギー(以下、再エネ)の発電量を調整するとともに、電力需給が厳しいときの供給力としての役割が期待されており、同蓄電所の運用開始により、一般家庭約300世帯分の1日の使用量に相当する再エネの有効活用や電力の安定供給に貢献することができます。

また、同蓄電所の蓄電池は、電動フォークリフトで使用した蓄電池を再利用しており、今後の蓄電池の普及を見据えた、資源の有効活用に資する取り組みとなります。

NExT-eSは先進のバッテリー制御技術でe-モビリティの普及促進と再エネの導入拡大に貢献することを目指しており、九州電力は「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」のもと電源の低・脱炭素化と電化の推進に取り組み、九州から日本の脱炭素をリードする企業グループを目指しています。

両社は今回の取り組みを通じて新たな収益を創出し、持続可能な社会の実現に貢献します。


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