【 関西電力株式会社 】
関西電力株式会社と東京センチュリー株式会社は、電動車※1の使用済み電池(以下、リユース電池)を
活用した定置型蓄電池事業に係る業務提携契約を締結しました。
今回の提携では、リユース電池を組み合わせ、これまでにない大規模※2な定置型蓄電池を系統用蓄電池※3として利用することやビルや工場等のお客さまへご提供することを検討します。2025年度を目途に関西地域に留まらず全国での事業化を目指します。
東京センチュリーは、グループ会社を通じてオートリース事業を展開し、電動車の普及に注力しています。本協業においては、リース期間が満了した電動車本体などからリユース電池の調達を行うとともに、定置型蓄電池の提供に向けたサービスの検討を担います。
関西電力は、電力事業での知見を活用し、蓄電池関連事業へ参入しており、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速を推進しています。本協業においては、リユース電池を用いた定置型蓄電池の運用サービスの検討を担います。
国内では再生可能エネルギーの導入が進む一方、時間帯や天候等で発電量の変動が大きくなるなど、需給調整力の確保が課題となっています。系統の安定化に不可欠な需給調整力の供出や、発電した電力の有効活用といった観点から、定置型蓄電池の重要性は今後増大していくものと考えられます。
両社は、これらの課題に取り組むとともに、持続可能な循環型社会、ゼロカーボン社会の実現に貢献します。
※1: | EVに加え、フォークリフトや電動二輪車を含む |
※2: | 数MWhから数十MWh以上の容量を想定 |
※3: | 大型蓄電池を電力系統に接続し、電力の余剰時には蓄電し、不足時には放電することで、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に寄与することを目指すもの |
【1次利用】
・ | 東京センチュリーがグループ会社を通じ、主に法人に対して電動車をリース。 |
【2次利用】
・ | リース後の使用済み電池を回収して、性能評価を実施。 リユースの可否を判断し、定置型蓄電池として再利用。 |
・ | 数MWh~数十MWh以上の大型蓄電池を系統用蓄電池と して利用することやビルや工場等のお客さまへご提供する ことを検討。 |

2023/3/1

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