北海道ガス、「北ガス石狩風力発電所」を建設

北海道ガス、石狩風力発電所を建設

北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、「北ガス石狩風力発電所」の建設工事に関する発注契約を株式会社日立パワーソリューションズ(社長:安藤 次男、本社:茨城県日立市)と締結したと発表しました。石狩LNG基地に隣接する北ガス所有地において2023年4月に着工し、2024年9月の営業運転開始を目指します。

「北ガス石狩風力発電所」は「FIP(Feed-in Premium)制度」を活用し、非化石価値を持つ再エネ電源として、北ガスの電力事業において最大限活用されます。

さらに、同社は、風況に応じて変化する風力発電の調整力として、石狩LNG基地構内の北ガス石狩発電所にあるガスエンジン(12台、93,600kW)を活用します。風力発電の出力変動に対応しながら、複数のガスエンジンを機動的かつ柔軟に運転させることで、安定性・環境性・経済性の高い発電方式の実現を目指します。なお、ガスエンジンを調整電源とする風力発電の出力変動調整モデルは、北海道内初の取り組みとなります。

北ガスは中期経営計画「Challenge 2030」において、2030年度までに再エネ電源取扱量15万kWを目標に掲げています。同実証を通じてノウハウを蓄積し、新たなエネルギーモデルを普及拡大させるとともに、2050年カーボンニュートラル時代を見据え、低・脱炭素に資する次世代技術にも挑戦しながら、北海道の低・脱炭素化に貢献します。

※再エネの自立電源化を目的として、固定価格買取(FIT)制度にかわり2022年4月から開始した制度

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