三井物産、オーストラリアの原料炭事業会社株式を売却

【 三井物産 】

三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：堀健一）は、豪州において炭鉱事業を行うStanmore SMC Pty Ltd社（旧BHP Mitsui Coal Pty Ltd社、以下「SMC事業」）の株式20%を豪州三井物産株式会社と共同で保有していますが、同社及び豪州三井物産が保有するSMC 事業の株式全てを、80%株式を保有するオーストラリア証券取引所上場のStanmore Resources Limited社の在豪子会社に380 百万米ドルで売却することを本日決定し、株式売買契約書を締結したと発表しました。

SMC 事業は製鉄用原料炭を産出する2つの操業中の炭鉱を有しています。三井物産は1962 年から SMC 事業を通じて資源の安定供給に努めてきましたが、事業ポートフォリオ再構築の一環として Stanmore へ売却することになりました。同社は引き続き、堅調な需要が予想される原料炭の安定供給と低炭素化社会形成の両立により、持続可能な社会の実現に向けて取り組みます。

今回の売却は、必要な許認可取得など一定の先行要件の充足を以て2023年3月期中に完了する見通しです。

1. SMC事業概要
　所在地　　　： オーストラリアクイーンズランド州
　事業内容　　： 原料炭の生産・販売
　同社出資比率： 20%（豪州三井物産経由の持分を含む）

2. Stanmore社概要（売却先）
　名称　　　　： Stanmore Resources Limited
　事業内容　　： 豪州における石炭事業
　ＵＲＬ　　　： https://stanmore.net.au/

三井物産のホームページへ