【 商船三井 】 大型液化CO2輸送船のイメージ図
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区)は、一般財団法人 日本海事協会(会長:坂下広朗、本部:東京都千代田区)より大型液化CO2輸送船の設計に関する基本承認(Approval in Principle、以下「AiP」)(註1)を取得したと発表しました。
AiP証書
同社は2021年6月に、日本CCS調査株式会社(代表取締役社長:中島俊朗、本社:東京都千代田区、以下「JCCS」)が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)から委託された「CCUS研究開発・実証関連事業/苫小牧におけるCCUS大規模実証試験/CO2輸送に関する実証試験」に係る公募事業の一部である大型液化CO2輸送船の社会実装に関する研究開発をJCCSから受託しました。
今回 AiPを取得した大型液化CO2輸送船は、NEDOが2030年までに社会実装を目指すCO2回収・有効利用・貯留(CCUS:Carbon Capture, Utilization and Storage)において、年間100万トン規模の長距離・大量輸送の実用化に向けて設計されたものです。
「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」(註2)において、同社は「2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成」を中長期目標として掲げ、その実現に向けて5つの戦略で臨みます。同社は同実証プロジェクトでの技術開発を通じ、液化CO2輸送への取組みを更に加速させ、低・脱炭素社会への実現に貢献します。
本実証プロジェクト概念図 出典:NEDO
(註1) Approval in Principle
船級協会が船舶の基本設計を審査し現状の規則やガイドラインに照らして、成立性・安全性を満たすと承認されたことを示したもの。
(註2) 商船三井グループ環境ビジョン 2.1
https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/index.html

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