大阪ガスなど、和歌山県御坊市・バイオマス発電所の事業化を決定

和歌山県御坊市・バイオマス発電所

大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原正隆)は、JAG国際エナジー株式会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社と共同で、和歌山県御坊市にバイオマス発電所を建設することを発表しました。同発電所により、Daigasグループのバイオマス専焼発電事業への参画は8件目、近畿圏内では松阪木質バイオマス発電所、広畑バイオマス発電所に続く3件目となり、発電容量*1 は 8 件合計で約 45 万 kW になります。

同発電所は、燃料に木質ペレット等を用いる発電容量5.0万kWのバイオマス発電所であり、2025年9月の営業運転開始を目指します。この事業の建設および運営を担う和歌山御坊バイオマス発電合同会社には、大阪ガスが35%、JAG国際エナジーが35%、SMFLみらいパートナーズが30%の出資を行います。

なお、営業運転開始後のオーナーズエンジニアリング*2 業務は、大阪ガスのこれまでの発電所運営の知見を活かし、同社100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューション株式会社が受託します。

Daigasグループは2030年度までに、自社開発や保有に加えて、他社からの調達も含めて、国内外で500万kW*3 の再生可能エネルギー(以下「再エネ」)電源の普及に貢献するとともに、同社の国内電力事業における再エネ比率を50%程度*3 にすることを目指します。今回の件により、自社開発・保有および他社からの調達を含めた再エネ電源の普及貢献量は約142万kWとなります。

*1: 発電所全体の設備容量。
*2: 事業者に技術的な支援を行うもの。
*3: 再エネには、太陽光、風力、バイオマスなどの固定買取価格(FIT)制度の適用電源を含む。




◆ 本事業の概要 ◆
発電所名 御坊バイオマス発電所
発電所建設予定地 和歌⼭御坊市⽇⾼港⼯業⽤地内の県有地および市有地
発電容量 5 万 kW
使⽤燃料 ⽊質ペレット、PKS
敷地⾯積 約 70,000m2
運転開始時期 2025 年 9 ⽉(予定)

位置図
位置図


◆ 会社概要 御坊バイオマス発電 ◆
会社名 和歌⼭御坊バイオマス発電合同会社
所在地 東京都千代⽥区丸の内三丁⽬1番1号
代表者 代表社員 JAG 国際エナジー株式会社 職務執⾏者 榊⽥ 剛
設⽴⽇ 2013 年 4 ⽉ 19 ⽇
出資者
(出資⽐率)
JAG 国際エナジー株式会社(35%)、⼤阪ガス株式会社(35%)、SMFL みらいパートナーズ株式会社(30%)

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