【 石油資源開発株式会社 】 発電所現地写真(2022 年10 月時点)
北海道網走市でバイオマス発電プロジェクトを推進する合同会社網走バイオマス第2 発電所および合同会社網走バイオマス第 3 発電所(2 社を合わせて、以下「SPC2 社」)、ならびに SPC2 社へ出資する、石油資源開発株式会社(以下「JAPEX」)、三菱ガス化学株式会社、SMFL みらいパートナーズ株式会社、株式会社東京エネシス、株式会社WIND-SMILE(以下「WS」)、日本製紙木材株式会社の6 社(6 社を合わせて、以下「出資6 社」)は、網走バイオマス発電所2 号機が本日営業運転を開始したことを発表しました。
同プロジェクトは、網走バイオマス発電所 2 号機および網走バイオマス発電所 3 号機(2 機をあわせて、以下「同発電所」)を基盤としており、同発電所の出力規模は各9,900kW(2 機合計19,800kW)です。発電燃料には北海道産の国内材木質チップ 100%を使用し、FIT 制度を利用して年間約 1.4 億 kWh を北海道電力ネットワーク株式会社へ売電します。
2 号機は 2020 年 9 月に着工し、本年 5 月からの試運転を経て、このたびの営業運転開始にいたりました。また、3 号機は現在建設工事を進めており、2023 年2 月の営業運転開始を目指しています。
なお、同プロジェクトへは、再生可能エネルギー開発をはじめとするカーボンニュートラルに関する事業、かつ地域へ貢献する事業に高い関心を持つ出資 6 社が、事業主体である SPC2 社への出資を通じ参画しています。
出資6 社は、SPC2 社の業務推進を支援するとともに、各社の強みなどに応じ本プロジェクトに係る業務をSPC2社から受託しています。
SPC2 社ならびに出資 6 社は、地元の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展へ貢献します。
1. 発電所概要
名称 : 網走バイオマス発電所2 号機/3 号機
所在地 : 北海道網走市能取港町4 丁目3 番(2 号機)、4 丁目1 番(3 号機)
用地面積 : 2 号機:23,743m2 / 3 号機:23,162m2
発電方式 : 汽力
燃料 : 北海道産国内材木質チップ100%
出力規模 : 2 号機/3 号機 各 9,900kW(2 機合計 19,800kW)
年間売電量 : 約1.4 億kWh(一般家庭約47,000 世帯分の年間電力消費量に相当)
売電先 : 北海道電力ネットワーク株式会社
売電単価 : FIT による20 年間固定価格買取、加重平均売電単価約30 円/kWh
(未利用材32 円/kWh:約75%、一般材24 円/kWh:約25%)
着工 : 2 号機:2020 年 9 月 / 3 号機:2021 年5 月
運転開始 : 2 号機:2022 年 10 月 / 3 号機:2023 年2 月(予定)
事業主体 : 2 号機:合同会社網走バイオマス第2 発電所
3 号機:合同会社網走バイオマス第3 発電所
建設工事 : 株式会社WIND-SMILE
アセットマネジメント業務:
株式会社ジャペックスグリーンエナジー(JAPEX100%出資子会社)
株式会社東京エネシス(パフォーマンスマネジメント業務を担当)
燃料調達業務: 日本製紙木材株式会社ならびに株式会社WIND-SMILE
O&M業務 : 合同会社WOOD-SMILE(WS 子会社)
2. SPC2 社(事業主体)概要
会社名 : 2 号機:合同会社網走バイオマス第2 発電所
3 号機:合同会社網走バイオマス第3 発電所
本店所在地 : 北海道網走市能取港町4 丁目3 番10
代表者 : 代表社員 石油資源開発株式会社
職務執行者 : 代表取締役副社長執行役員 石井 美孝
出資会社/出資比率:
石油資源開発株式会社 33.8%
三菱ガス化学株式会社 33.4%
SMFLみらいパートナーズ株式会社 20.0%
株式会社東京エネシス 7.0%
株式会社WIND-SMILE(WS) 5.1%
日本製紙木材株式会社 0.7%
発電所建設地周辺地図
発電所現地写真(2022 年10 月時点) (2 号機、3 号機用地全景)

2022/11/30

2022/11/28

2022/10/27

2022/10/24

2022/10/17

2023/7/6

2023/7/6

2023/4/5

2023/4/3

2023/3/27

2023/3/24

2023/3/6

2023/3/3

2023/2/2

2023/1/6