東北電力、インドネシア「ランタウ・デダップ地熱発電事業」発行済株式を追加取得

東北電力、インドネシア「ランタウ・デダップ地熱発電事業」発行済株式を追加取得

東北電力が出資参画している事業会社「スプリーム・エナジー・ランタウ・デダップ」(所在地:インドネシア共和国)が運営するランタウ・デダップ地熱発電所(インドネシア共和国南スマトラ州、定格出力98,400kW)は、2021年12月26日、営業運転を開始しています。

東北電力は、10月14日、同事業の出資会社であるエンジー(本社:フランス共和国)から、事業会社の発行済株式のうち、10%を追加で取得しました。これにより、同社の出資比率は、これまでの10%から20%となっています。

同発電所で発電した電気は、営業運転開始から30年間、インドネシア国有電力会社に売電することとなっており、長期間にわたり安定的な収益が期待できることから、今回の増資を判断したものです。

東北電力は引き続き、40年以上にわたり国内で培ってきた地熱発電技術の知見・経験を生かして、発電所の安定稼働に貢献します。



インドネシア共和国ランタウ・デダップ地熱発電事業の概要

(1)事業会社 PT Supreme Energy Rantau Dedap
   (スプリーム・エナジー・ランタウ・デダップ)
    所在地:インドネシア共和国 ジャカルタ
    設 立:2008年7月
(2)事業内容 インドネシア国有電力会社との売買契約(30年)に基づき、発電事業を運営。
(3)出資会社 丸紅株式会社(27.4%)、エンジー※1(27.4%)
   (出資比率) スプリーム・エナジー※2(25.2%)、東北電力株式会社(20%)
   ※1:フランスの大手電力・ガス事業者
   ※2:インドネシアの地熱資源開発、地熱発電事業者
(4)発電所名 スプリーム・エナジー・ランタウ・デダップ地熱発電所
   所在地   :インドネシア共和国 南スマトラ州 ランタウ・デダップ地区
   定格出力  :98,400kW
   着工    :2018年 4月
   営業運転開始:2021年12月

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事業位置図

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