JERAとウエストHD、太陽光発電の開発等の業務提携で最終合意

JERAとウエストHDの業務提携を通じた開発容量の推移見通し(万kW)

株式会社JERAと株式会社ウエストホールディングス(以下「ウエストHD」)は、国内における太陽光発電の開発等に関する業務提携契約を締結したと発表しました。また、JERAは、ウエストHD の株主との間で、同社発行済み株式の約2.3%を取得する株式売買契約を締結したことも発表しました。

2050年の脱炭素社会実現に向けてエネルギーの脱炭素化が求められる中、技術的に確立され、工期が短い太陽光発電は、わが国において、短期的に再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されています。

JERA と ウエストHD は、エネルギーに関するそれぞれの強みを持ち寄ることで、国内における太陽光発電の開発を加速させ、両社の再生可能エネルギー事業の成長と、脱炭素社会の実現への貢献を目的に、業務提携に至りました。

今回の合意に基づき、両社は、国内の新規地点 および JERA の発電所跡地において、JERA 向けに太陽光発電プロジェクトの開発を行います。2025年度末までの約 4 年間で、計 100 万 kW 以上の開発を計画しており、実現すれば、JERA は国内でも大規模な太陽光発電事業者となる見込みです。太陽光発電プロジェクトの開発にあたっては、環境への配慮を大前提に、地域の皆様のご理解・ご協力をいただきながら、建設・運営を進めます。

また、ウエストHD が保有・運営する太陽光発電設備で発電された電力を JERA へ販売する可能性を検討することや、両社が国内外で第三者向けの太陽光発電事業機会を創出していくことについても合意しました。

JERA は 2025 年に向けて、再生可能エネルギーのグローバルリーダーを目指すビジョンを掲げ、再生可能エネルギープロジェクトの開発に積極的に取り組んでいます。引き続き、国内外において様々な企業と連携しながら、再生可能エネルギーの普及拡大に努め、「JERAゼロエミッション2050」の実現に挑戦します。

ウエストHD も、2025年に向けて、「ウエストグループのカーボンニュートラルビジョン2025」をスタートし、社会全体のCO2排出量削減に取り組んでいます。ウエストグループが開発・建設・販売する太陽光発電所、ウエストグループが保有する太陽光発電所、メガソーラー再生事業、ASEAN 諸国での太陽光発電所の開発・建設などを中心として、国内外で 200 万kW の再生可能エネルギー電源の普及に貢献します。今回のJERAとの取り組みで、さらなる上積みを目指します。

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