中国電力、火力発電所「水島2号機／下松3号機／ 下関1 ・2号機」を廃止

【 中国電力 】

中国電力は、水島発電所2号機（所在地：岡山県倉敷市、石炭）、下松発電所 3 号機（所在地：山口県下松市、重原油）および下関発電所1 ・2 号機（所在地： 山口県下関市、石炭・重油）を廃止することを発表しました。

同社では、経年化が進んでいる火力の代替電源確保が課題となっており、また、2050 年カーボンニュートラル実現に向けた非効率石炭火力の段階的廃止についても、これまで検討が進められてきました。

現在、高効率な発電方式である超々臨界圧発電の採用に加え、木質バイオマス混焼発電も行う三隅発電所2号機（所在地：島根県浜田市、出力：100 万kW) の開発を進めており、本年3月には試運転に伴う発電を開始するなど、建設工事は順調に進んでいます。こうした状況に加え、カーボンニュートラル実現に向けて より一層環境負荷の低減を図る観点から、非効率石炭火力を含む経年火力の廃止が決定されました。

なお、下松3号機は2023年1月、水島2号機は2023年4月、下関1・2号機は 2024年1月を目途に廃止される予定です。

１．水島発電所の概要

２．下松発電所の概要

３．下関発電所の概要

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