ENEOS、太陽光発電と蓄電池によるEV向け高出力充電器の実証を開始

ENEOS、太陽光発電と蓄電池によるEV向け高出力充電器の実証を開始

ENEOS株式会社(社長:齊藤 猛)は、Dr.Drive横浜港北インタートラックステーション(横浜市都筑区、以下、「横浜港北インターTS」)にて太陽光発電および蓄電池を活用した実質再生可能エネルギー(以下、「実質再エネ」)100%電力による電気自動車(以下、「EV」)向け高出力充電器の実証を開始したと発表しました。

同社は、2040年グループ長期ビジョンにおいて、低炭素・循環型社会への貢献を掲げ、次世代型エネルギー供給・地域サービス事業の育成・強化を図っています。全国のサービスステーション(以下、「SS」)において、モビリティおよび生活関連のサービス提供に取り組むとともに、燃料油に加えて電気・ガス・水素などの次世代型エネルギーを幅広く供給します。

その一環として、EVが広く普及する社会を見据え、SSを中心としたEV充電ネットワークを拡充するためのEV関連事業を展開します。横浜港北インターTSでは、太陽光発電および蓄電池から供給された電気に加え、不足分については外部から供給された実質再エネ100%電力を使用し、2台同時充電可能な90kW高出力充電器を用いてEV充電を実現します。

<実証内容>
1.太陽光発電および蓄電池の導入効果検証
2.EV充電における再生可能エネルギー100%電力のニーズ調査
3.高出力充電器の利用状況検証

同社は、同実証を踏まえ、最適な設置形態によるEV充電ネットワーク拡充を目指すことを通じ、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標9「産業と技術革新の基礎をつくろう」および目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献します。

※ 石油火力などの電源に再生可能エネルギー指定の非化石証書を使用していることから、経済産業省「 電力の小売営業に関する指針 」に基づき実質再生可能エネルギーと表記。

<横浜港北インターTS概要>
 住所   神奈川県横浜市都筑区川向町11
 運営者  株式会社ENEOSウイング
 店舗面積 8,436㎡(2,550坪)
 営業時間 24時間
 設備概要
 ・トラック向けフルサービス: 計量機3基(同時6台給油可能)
 ・乗用車向けセルフサービス: 計量機5基(同時10台給油可能)
 ・EV向けセルフサービス : 充電器1基(同時2台充電可能)

ENEOS、太陽光発電と蓄電池によるEV向け高出力充電器の実証を開始
実証イメージ

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